6/18 ヤクルトホール 試写会にて鑑賞。あらすじはワーナーマイカルHPより 【ストーリー】 原田眞人監督といえば、高校時代くらいに弟と2人で宇都宮で観た『ガンヘッド』(←※けっこう、好きな映画ではありますが。)とか、去年の夏に観たクソ映画の『伝染歌』くらいしか観たことなくて、『突入せよ!「あさま山荘」事件』などは未見なんですね。 だから、どうしても原田眞人=クソ映画監督という印象しかなかったので・・・。 今回のこの作品の扱う内容は非常に興味あったんですけど、原田監督か・・・。と不安もあったのですが、なんのなんの。面白い。これはいい!と思いましたね。 この映画で使われる新聞社は架空の新聞社という設定なのですが、推測される範囲でのリアリティが滲み出ているんです。 原田監督の色である激しいカット割りも新聞の編集、記者などの仕事を見せるには功を奏している。それに増して大事件という格好のネタに死に物狂いになっている新聞社の面々。『クライマーズ・ハイ』のタイトルがかかってる所以でもあるだろう。 その上、地方の新聞社ということで経費も少なく、人員も少ない。そして広告スポンサーの顔を立てなきゃならないが、思うような紙面づくりを敢行したい。 様々な要因からのジレンマに苛まれる様子が克明に描かれているのです。 どんな努力も報われないことへの虚しさ、怒り。 サクセス映画では味わえないようなモヤモヤした感情がふつふつと沸いてくることでしょう。 ガチガチの硬派なドラマで2時間24分もある映画であるし、大掛かりなアクションやCGを使うようなところも少ないというのに全く飽きずに観れました。 スカッとする映画ではけしてございませんが、実際に起こった大事故が軸になっていることもありそこを導入部にして興味をそそられる方も多いとは思います。 あくまでも架空の新聞社ということもあり、事実の事故を題材にしたフィクションであるので、故・坂本九、阪神の故・中埜社長や実際の生存者などの固有名詞は出てくることはありませんが、それでもお亡くなりになった方のエピソードをモデルとし拝借しているものもあるので、事件を知る者にとっては想像しやすいようには作られている。 そのような設定もあり、限りなく事実に近いフィクションなのだろうと思える。 屋外の場面で目まぐるしい人の動きが無い場面で様々なカット割で見せるシーンもあったり、ちょっと余計で残念な箇所もあるもの全体的に観れば十分楽しめる一作になっている。 華やかさがないもののじっくり腰を落ち着けて映画鑑賞をしてみたいという人にはお勧めの社会派ドラマだと思います。お勧めです。 P.S. あ、ちなみに原作やNHKのスペシャルドラマ版は未読・未見ですのでご了承ください。 ・評価:★★★★★★★★★★ ★★★★★★★★☆☆ (18) ・公式サイト <参照> 日航機墜落事故 東京-大阪123便 新聞見出しに見る20年間の記録 【関連作品】
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