起点は妙典(仮)

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS 『ミラクル7号』を観てきました。

<<   作成日時 : 2008/06/12 12:57   >>

トラックバック 1 / コメント 0

6/11 中野サンプラザ 試写会にて鑑賞。




画像


あらすじはallcinemaより。

【解説】
 「少林サッカー」「カンフーハッスル」のチャウ・シンチー監督が、自身初となるSF映画にチャレンジした痛快ドタバタ・コメディ。貧乏だけど強い絆で結ばれた父子が、ひょんなことから不思議な地球外生命体と出会ったことから巻き起こる奇想天外な大騒動を描く。チャウ・シンチー演じる父親の息子ディッキーを演じた新人子役のシュー・チャオは、実際には女の子でありながら少年役に抜擢され話題に。
 母親を早くに亡くし、父ティーと2人暮らしの小学生ディッキー。超が付くほど貧乏にもかかわらず、“息子には最高の教育を”と願うティーは無理をしてディッキーを名門小学校に通わせていた。しかし、お金持ちの子どもばかりが通う学校では、貧乏なディッキーは当然のようにイジメの対象に。そんなある日、ガキ大将のジョニーが学校に持ってきた最新のペット型ロボット“ミラクル1号”が無性に欲しくなったディッキーは、ダダをこねてティーと衝突してしまう。その夜、ティーはゴミの山で偶然見つけた緑色の物体をディッキーのオモチャにと持ち帰る。やがて、それはつぶらな瞳を持った四本足の不思議な生物に大変身。すっかり大喜びのディッキーはそれを“ミラクル7号”こと“ナナちゃん”と名付けると、学校で自慢するべく意気揚々と登校するのだったが…。


チャウ・シンチーは特に好きってわけでもなく、嫌いでもないんだけどもそれでもトレーラで見たこの映画の予告のミラクル7号(「ナナちゃん」と字幕で書かれてた。ナナちゃんは下のリンク参照)がカワイイので期待してたんですよ・・・ね。私は、動物好きなので。(正確にはナナちゃんは動物じゃないのかもしれないが。)
【正規品】 ミラクル7号 ナナちゃん 等身大ぬいぐるみ【正規品】 ミラクル7号 ナナちゃん 等身大ぬいぐるみ

エスビーシー
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


でもなぁ。これどうなんでしょう。
宇宙犬という存在(と想われる)ミラクル7号。売りであるカワイイこのミラクル7号ことナナちゃんがちゃんと姿がわかるのが映画が始まって30分前後くらい。88分という短い尺で1/3を経過しないと出てこないこの映画の肝心要のマスコットっていったい・・・。

また、出てきて愛嬌振りまくのはいい。
かわいい。坊主(注:この主人公の男の子を演じてるのは実は女の子なんですがね。これ豆知識。)もかわいい。
そんな夜、ナナちゃんの魔法?で腐ってるリンゴが新鮮なリンゴに生まれ変わった。坊主、歓喜www

その魔法を見込んで坊主はまるでドラえもんのようにナナちゃんに勉強が出来たり、体育で万能の力を発揮できるアイテムを作るようにねだって、またも坊主歓喜wwww
と、思ったらそれは坊主の夢でしたー。

その夢のノリでナナちゃんに狂犬との対決を強いて完敗させたり(夢の中のナナちゃんは圧倒的勝利したが)、アイテムは作らずに巻グソ、下痢糞をマシンガンのように放出したり。
夢の中で勝手に期待を膨らませたくせにナナちゃんに向かって暴言を吐いて虐待し、袋詰めにし、ゴミ捨て場に投げ捨てるという。
結局、捨てた直後に「あ!やっぱりナナちゃんが大切だ〜!」と急に何のきっかけもなく思い立ったようにナナちゃんを再び拾いにいくもゴミ収集車に回収されて・・・?という流れに・・・。


その前後にもナナちゃんを蓋で潰したり、壁に投げつけたりして柔軟な体を玩具にして愉しむ坊主の父(これがチャウ・シンチー)や、坊主のクラスメートのいじめっ子は切削工具を用いて、のこぎりでナナちゃんを切り刻もうとしたり、これは未遂だが電動ドリルで穴をあけようとしたり。

ナナちゃんは何にも悪いことやってないのに酷すぎる・・・。

ナナちゃんの愛くるしさを楽しみにしていると、あまりの酷い扱いに愕然とすること間違いないでしょう。
もともと、『少林サッカー』『カンフー・ハッスル』などのアクションコメディで世界的に有名になったチャウ・シンチー。
アクションを伴うコメディなら多少これでもいいかなと思われるような笑いを狙った(と思われる)場面もダダ滑り。
勉強できるスーパーアイテムじゃなく、夢じゃない方のナナちゃんの放つ糞を教室にまで持ち込むのも面白おかしくしようとしているんだろうけど、それにしても「だったらそのまま流せばいいじゃん」とコメディ映画なのは承知しててもこう突っ込みたくなる場面が多々ありました。

貧しい父子が遊びとして家に隠れるゴキブリを壁を叩いて誘き出し、それを足の裏で潰して遊ぶなんていうシーンもありましたが全く笑えず。『M:I:II』、『少林サッカー』、『カンフー・ハッスル』などの名作映画のパロディもふんだんに盛り込んでいるが、それも滑りまくり。誰も笑わない。


香港、中国の中華圏の人ってのはこういうノリで笑うんでしょうかね?いや、それでいいならあくまでも文化の違いとでもいうのでしょうか。いいのかもしれませんが。少なくてもこの会場の中野サンプラザの客はこのあたりの展開では笑いは一切起きず。
恐らく、ドン引きしてたんではないかと思います。
先日鑑賞の『僕の彼女はサイボーグ』の韓国監督の笑いのセンスといい、その良し悪しは各自の感情に任せるとして、ここらへんは文化の違いなんでしょうかね?自分だけなんですかね?とりあえず、自分が思うところは日本人には向かないギャグセンスじゃないかなと。まあ、日本人向けに作ってる映画じゃないだろうし、いいんだろうけど・・・。


そうした個別シーンだけではなく、全体的にあまり良くなかったように思うんですよね。
先ほど書いた夢とリアルのナナちゃんの対比させるシーンは同じシーンを持ってきて反復させることで笑わせようとするのだけど、それもきっちりなぞるので冗長に感じるし、どうも時間が短い割にはグダグダすぎる作りになっていたように思う。

そのように総じて軸みたいなものも固定されておらず、この映画はどこへ向っていくのだろう?という探りすらできない。
今回の作品はキャラクターが可愛くて、個人的にそのツボを刺激されるものであるので大変期待していただけに、強いガッカリ感だけしか残らなかった。

ナナちゃんの可愛さをとりあえず売り込みたいなら、映画とはいえ理由もない虐待だけはしちゃだめだよ。



・評価:★★☆☆☆☆☆☆☆☆  
     ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (2)
・公式サイト



【関連作品】




SONY AIBO(ERS-311B/C)SONY AIBO(ERS-311B/C)

ソニー
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
ミラクル7号
「ミラクル7号」の試写会で中野サンプラザに行って来ました。 これは楽しくて、とても良い映画でした。 老若男女だれもが、楽しめる映画です。 デートにもファミリーにも最適な映画です。 ...続きを見る
アートの片隅で
2008/06/19 15:33

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文