たぶんフィクションあらすじはワーナーマイカルHPより 【ストーリー】 地域にもよるのでしょうけれど、多くのワーナーマイカルにて毎月20日が\1,000デー実施になりました。 こんなMOVIXと被る日にしなくても・・・とは思いましたが、サティのお客様感謝デーと合わせたんでしょうな。 で、全く見る気がしない作品はともかく、そうでない作品は3つ。 『Xファイル』、『ICHI』、そして『ホームレス中学生』。 正直、サイファイチャンネルでたまに見るけどそんなよく観てたというわけではないレベルのXファイルはやめることに。「ICHI」もなんだか今年は綾瀬はるかの作品ばっかりだなと思うのでやめて、結局試写会をスルーするはめになった「ホームレス中学生」を観ることに。 公開約1ヶ月も経つのにワーナー妙典で一番でかい箱で500人くらい入るシアターでの上映。 大丈夫なんだろか?と思っていたら、観客が4人だけ(自分含む)。 まあ、今は他にヒットしてるような映画もないし仕方ないのかな・・・。 ということで鑑賞。 この麒麟・田村の原作本は有名ですが、原作は未読。んで、テレビドラマSP版も未見。 初めてこの作品に触れることになったのです。 まあ、映画撮影の段階で「小池徹平が中学生ってのは幾ら童顔だからってどうなのよ?」という声は多かったですし、そう思いましたが・・・やっぱりちょっとだけ無理あったかな(笑) でも、お姉ちゃん役の池脇千鶴(27歳←調べたらなんと本日が池脇さんの誕生日だったんすね。おめでとう!)が、何故かこれまた童顔のためか女子高生役がしっくりと嵌ってて、そう思えば中学の同級生も恐らく実年齢よりも高めのキャスティングになっているのか、慣れれば不思議なもので観てる最中に違和感もなくなりました(笑)。 まあ、自販機で売られているジュースも販売機の外見の割には中身がこのジュースはこの時代に売っていたっけ?というものがあったり、ローソンの「おにぎりや」はこの時代には無かったよなと思ったり。 そういう細部の詰めの甘さも目立ってましたしね。まあ、製作側も細かいこと?は、あまり気にしないでいたのかもしれないですね。 映画の内容は原作がどうなのか未読なので比べることは出来ませんが、意外と人情味溢れる作風に仕上がっていて、期待もあんまりしていなかったのですが予想外に楽しめる作品でしたね。 もっとも、「やりすぎコージー」で、田村が住んでいたと言われる”まきふん公園”の目の前に家があったというお笑い芸人のジャルジャルの後藤が「(公園に住んでいた子供について)そんなヤツいたっけな〜?」と実話を完全否定(笑)していました。本人を目の前にしての告白で、本人が焦って怒ってましたけど、まあ、原作がどの程度脚色されているのかは知りませんが、映画に関してもたぶんフィクションも部分が多いのではないのかな?とか思ってしまいました。 まあいいんです。実話を”基”になんて映画はフィクション宛がわれてるのは普通なのですから。 話の流れは、突然家を差し押さえくらった田村一家。どうしようもない父親は「はい、解散」の一言と共に子供3人をその場に放置し、どこかにいってしまう。 兄・姉に心配をかけたくないと田村裕(小池徹平)は、友達の家に世話になると嘘を言い、かといって友達に迷惑もかけられないと行くところもなく”まきふん公園”に寝泊りすることに。 お金もない。食べるものもない。1日、1日を生きるのに精一杯の夏休みが始まった・・・。 土砂降りの雨にパンツ一丁になりシャワーを浴びたり、野グソを好きな女の子に見られそうになったり、悪ガキの集団に石をぶつけられたり。 ごく普通の暮らしから一転、文字通りホームレス生活を余儀なくされ、耐える裕を見ているのはやっぱり辛いものがありましたね。 お姉ちゃんは知り合いの目もあるので、遠くで野宿すると離れたというが、まあ普通はそうするだろうなとは思いました。 どん底にどん底を味わい、持っていた意地を捨て去った時に事態が好転し、「何でもないようなことが〜幸せだったとおも〜う〜」ということを噛み締めることになるようになっていくのですね。 まぁ、ネタバレも何もリアルの麒麟・田村が成功者になっていることは周知の事実だし、どこかで切っ掛けがあったのはみなさんも勘付くところでしょう。 そこからは本当にそこまであった出来事なの?というほど何人もの深い深い人情に助けられて、この3兄弟も救われることになっていくわけです。 まるで戦後間もない集落の風景ですよ。 麒麟・田村なんて自分のちょっと下くらいの時代の人間だし、自分たちが生きた時代でもそこまで暖かいもんなのかなとも意地悪ながら思ってしまいました(笑) でもまあ、それはそうなのだろうからそのままにして・・・少し物足りなかったのはどん底からのV字回復を見せたわけですが、そこからの行き詰まるところが裕が内面的に少しだけグレるところくらいですかね。 牛丼屋での兄との暑苦しいシーンなどもありますが、どうも観客の情に訴えかけるには浅いんですよね。 あそこまで空気がしっかり読めて、人への感謝も忘れないような裕の描写だっただけにね。 また、兄、姉の暖かさで自分の過ちを正していくようになるのですが、そこであらゆる人に抱く感謝で、父に感謝していたところがまた「?」ではありましたかね。 実際の父親にも感謝する要素はあったのだろうけど、突然解散と子供を放置したことを「あのことで教えてくれたのかもしれない」と感謝の言葉を贈るには、かなり父親への描写が中途半端です。ほとんど悪人としての描写しか無かったですからね。 そんなわけで、この映画を締めていくクライマックス部分がどうも弱すぎるところがありました。 とはいえ、人と人の繋がりと感謝と。 今の時代では希薄になりつつある人情味あふれるドラマを堪能できました。 原作はどうなんでしょうか、もう少しコメディの色が強かったりするのでしょうか? よくわかりませんが、それでも初見の自分にはそこそこ楽しめる作品ではあったと思います。 ・評価:★★★★★★★★★★ ★★★☆☆☆☆☆☆☆ (13) ・公式サイト 【関連作品】
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