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zoom RSS 『オールド・ボーイ(2013年.U.S.A.リメイク版)』を見てきました。

<<   作成日時 : 2014/07/08 09:02   >>

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オリジナル版(韓国)との比較の感想文になります。




画像

<2014.7.4 丸の内TOEI にて鑑賞>
あらすじなどはシネマトゥデイより
チェック:日本のコミックを韓国の鬼才パク・チャヌク監督が映画化したクライムサスペンスを、『マルコムX』などのスパイク・リー監督がリメイク。理由も一切不明なまま20年間も監禁され突然解放された男の壮絶な復讐(ふくしゅう)劇を、原作コミック、韓国版のベースを生かしつつ新解釈を織り交ぜて描く。『ミルク』などのジョシュ・ブローリンを主演に、『マーサ、あるいはマーシー・メイ』などのエリザベス・オルセン、そのほかシャールト・コプリー、サミュエル・L・ジャクソンらが共演。

ストーリー:1993年、広告代理店重役のジョー・ドーセット(ジョシュ・ブローリン)は泥酔して街をさまよっているところを何者かに拉致され、気が付くと見知らぬ一室に監禁されていた。理由もわからぬまま、気が狂うような生活が20年も続いたある日、彼は突然解放される。監禁中に妻殺しの汚名を着せられたジョーは、自分を陥れた者を突き止め、復讐(ふくしゅう)を果たすべく動きだす。


ということで、先日カルト映画コーナーにてこの映画のオリジナル版をご紹介させていただきました。今回はリメイク版の感想文です。


で、率直な感想ですが・・・恐らくオリジナル版を知らずに本作を見たらもうちょっと良い反応を返せたかもしれません。
でも、オリジナル版を観てしまうと比較するなという方が無理な話で。
なのでその比較感想がメインになりますのでご了承を。

主人公はオリジナルのオ・デスからジョージという名前になっておりますが、名前だけでなく基本的に同じ展開で、オリジナルと似てる構図も多い中でちょいちょい違ってる点があります。
拉致られ方もオリジナルの韓国版は身元引受人になった同級生がオ・デスと代わりオ・デスの娘と電話ボックスで電話をしてる最中にあっという間に消えてしまう。

このシーンがよくある神隠し事件並みに消えたので本当に不気味だったのですが、リメイク版だとここまで来るのに飲んだくれて同級生の経営するバーに寄るも非常識な時に行ったので追い返された時に拉致られてしまう。

米国リメイク版の方はここまでがちょっと長く、フリにもなってるので不気味さというものに欠けている。

こんな具合にハリウッドリメイク版だと韓国版のどこかコレステロールのようにドロドロしたな不快な感触というものがなく、どこかスッキリ?・・・という表現が相応しいのかどうかわからないが、とりあえずねちっこいようなこのテーマに重要な感触に欠けているような気がした。



そのいくつかをどう違うのか簡単にカルト映画コーナーでの紹介で箇条書きした箇所について述べてみますと、

・監禁されていた建物で複数群れたチンピラと主人公が立ち回りするシーン。

チェ・ミンシクが演じる主人公は相手の攻撃をある程度受けながら、自主トレで筋力を身につけた中年のおっさんが立ち振る舞ってる様子がリアルでよかったが、ジョシュ・ブローリンの方はほぼ無双。オリジナルもリメイクも背中にナイフで刺されそのまま格闘するシーンなんてのもあるけど、チェ・ミンシクはそのまま倒れそうな気がするところ、ブローリンは痛くもかゆくもないようにしか見えなかった。


・歯の拷問シーン

韓国版はトンカチのくぎ抜き部分で監禁ビジネスのボスの歯を1本、1本へし折るのだけれど、米国版は首に印をつけ、少しづつ切り取るという拷問方法。まあ、後者の方も痛そうではあるが、直接歯を抜くカットはないものの痛そうに見えるのは前者の韓国版という。


・匿ってくれた女が寿司屋ではない。
・解放れた直後にとる行動の理由・説明があるか、ないか。

具体的なネタバレではないにしろ、ちょっとネタバレ含むので白文字反転で(---点線箇所)書かせていただきます。

-----



ここは最大の設定ミスかもしれない。協力してくれる女性が韓国版は主人公が立ち寄った寿司屋の店員。米国版はソーシャルワーカー。
何故に設定ミスかと言えば韓国版はその女性は催眠術による行動もあった。催眠術という禁断・強引な設定ではあったものの、米国版ではソーシャルワーカーが主人公と絡んだのは運命でしかなかった(笑)
だから、ソーシャルワーカーが主人公とたまたま絡みがなく、彼女が主人公に名刺を渡してなければこの物語は始まりもしなかったのです。
だったら、強引ではあっても催眠術でもいいので彼女が主人公と接触する行動の理由が欲しかったところ。





-----

最後に、
・ラストシーンの違い

主人公の選択する道は韓国版と米国版では大きく違う。
どっちの方が救いがあるか?ないか?と言えば韓国版の方が意外とこの先考えると辛いような気もする。


そういうところも含めて韓国版の情念で色濃くドロドロしてる作風と違って米国版はサッパリしきってるんですね。
だから、オリジナルを観てなければリメイク版も面白かったと思います。
でも、オリジナル版を観ているとどうも不快でやりきれない気持ちしか残らなかったと言っても良くも悪くも韓国版の方が頭にこびり付くのです。


『ロボコップ』もそうですが、リメイク映画はあまり当たりません。
ハリウッドもネタ切れになってきてるのでしょうけれど、ちょっと残念でした。
リメイクしたいという心意気だけは良かっただけに。



追記:

ただし、リメイク版の方が良いところもありました。
重要な部分でミスリードを誘うところがリメイク版にはあるのです。
だから「あれ?オリジナルと違うか?」と思ってみていると、そう来たか!とすっかり騙されるところがあります。
ここだけは韓国のオリジナル版よりもリメイクの方が秀でてる部分かもしれません。
まあ、とっても重要な部分の改善点ではありますので韓国版もこの演出が施されていれば更に良かったかもしれません、そう思うと残念ですね。





・評価:★★★★★★★★★★
     ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (10)
・公式サイト

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コメント(4件)

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はじめまして。

韓国版は本当に衝撃的でしたね。
でもサントラは、内容とは違って美曲が多かったような?
ビヴァルディも引用していましたし。
ミンシクの怪演は「親切なクムジャさん」などと
並行し素晴らしかったです。

オ・デス役をジョシュ・ブローリンとは…
正直(…ん?)という印象をもちましたが。
一応観ておきたい作品には違いないような
気がしています。
情報ありがとうございました。

私も拙ブログで時々ですが映画を
取り上げていますのでよろしければ…
(WOWOWとT-SITEにレビューを掲載しています)

白文字反転というスキル、初めて知りました。
私も用いたい場合があるので
どう設定するのか知りたいところです。
小枝
2014/07/09 01:11
韓国版は衝撃的で面白かったです。それだけに傑作と比べるとハードルあがってしまいますよね・・・。昨日はスカパーでパク・チャヌク監督のハリウッドデビュー作「イノセント・ガーデン」を見てましたがこちらもなかなかでした!

白文字反転については小枝さんもウェブリブログをご利用みたいなので、それを踏まえて書きますと、
作成のページより、白文字にしたいところをドラッグで範囲指定→上部にペンのアイコンがありますが、赤・緑・青・4色の4つのペンのアイコンがあります。その4色のペンがパレットなのでそれを使います。→そこをクリックし、文字色のタブより一番左上の白色を指定。するとその文字が <span style="color:#fff">文字</span> のようになると思います。それをプレビューなどでみると「文字」が白色になっており、私の場合は背景色に紛れるようになっております。小枝さんのブログを拝見させていただきましたが、小枝さんの場合は黒で指定してみるとよいでしょう。

是非おためしください!また、先ほどブログを拝見しましたが後でもっとじっくり拝見させていただきます。
よろしくおねがいします。
かつを
2014/07/09 11:39
こんばんは。

白文字反転のテク、
お教え下さってどうも有難うございます!
早速、新規作成から試作記事でトライしてみました。
私の場合、メインテンプレートがブラックの
アナスイなので黒文字設定、理解できました。
お気に入り映画の記事作成でネタばれを含みたい際に
是非、活用させていただきますね。

皆さま方のブログを訪問するたびに
学び(真似)たい設定に多々出会います。
それがまたブログをやっている魅力の1つになっており…

今夜、わが娘は本作を友達と観ると言っていました。
娘は私とは逆で韓国版は未見でこちらを先に!
お互いに言いたい感想を控えることに…(笑)

今後もよろしくお願いします<(_ _)>

小枝
2014/07/11 19:25
反転できたようでよかったです!

娘さんは先にリメイクをご覧になるのですね。きっとそちら方がよりこの作品を楽しめることは間違いないと思います!
娘さんとの感想の語り合い楽しみですね〜!
かつを
2014/07/12 01:26

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