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zoom RSS 今日も元気にカルト映画館〜第57回 『ザ・チャイルド』 (1977.スペイン製作)

<<   作成日時 : 2008/04/21 13:09   >>

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子供を映画の中でも殺すのはどこかタブー視されていたりするのです。





画像


解説はallcinemaより。
【解説】
 もしも、子供たちが突然大人たちを殺し始めたとしたら……そんな不気味な設定で展開されるスペイン製の恐怖映画。妊娠中の妻を連れ、生物学者のトムがスペイン沖の小島にやってきた。だが到着早々、トムはこの島に大人の姿が見えないことに気付く。そこには子供たちしか居なかったのだ。ホテルに着いたトムは、隠れ潜んでいた男から驚愕の事実を知らされる。ある日を境に、子供たちが大人を襲い始めたというのだ……。見たこともない怪物や宇宙人などではない、“子供”という存在をモンスターとして扱っている作品は少なくはないが、その動機の稀薄さ(一応の解釈は映画中にあるのだが)と突発さが作り出すリアルな恐怖感は比類なきもので、粗い演出のタッチもその効果に貢献している。“誰が子供を殺せるのか?”という原題通り、相手が子供であるが故に反撃する事すら出来ない大人たちの末路が恐ろしい。劇場公開、TV放映の後、長らくビデオ化もされていなかったが、2001年にようやくビデオ・DVD化された。


2001年発売のDVDも早々と廃盤になり、マケプレでも高値がついていた作品でしたがスティングレーが頑張ってくれたおかげで、先日再販売にまで至りました。

マケプレ、ヤフオクで高値のものを買わなかった俺、勝ち組!!!

ということで、この度買い置きしていたこのDVDを昨日、鑑賞しました。

正直、グロテスクな表現などは薄い方だと思うのですが怖い映画です。
理由がはっきりと解明される映画を好む人もいますが、犯人探しが必須な映画ではそれもなくてはならない要素だと思いますが、そうでなければそれは必ずしも必要な要素ではないことはこの映画を観てもよくわかりました。

12年ぶりに身籠ってる妻を連れて孤島にやってくるも最初に子供たちが出迎えてくれるものの、釣りの餌を何故か見せてくれないなど不穏な空気を初っ端から見せ付けてくれる。
街には誰もいない。見かけるのは子供くらい。でも、その子供も笑顔なのだが、話を聞こうとすると逃げる。
「祭りの最中で大人はいないんだ。いい島だ。」
明らかに異変に気がついてはいるのだが、夫婦はここに来たことを正しいと思い込みたいためにいろいろと良い方向への解釈を続ける。

このあたりの心理描写も見事。
この時点では特に何をされたわけでもないが、精神的にどこか隅っこに逃げ込んで気を紛らわそうとしている様子が観てとれる。
これも、多数の笑顔の子供たち。大人が無人の街。生活の空気すら感じられない様子。
単体だけではそうでもないのに、これらがミックスされると不気味という感情を呼ぶからこそ面白い。

もちろん、それだけで終わらずこの夫婦がこの島で最初に目撃した"大人"を観た時にこころのどこかで抱いたいたものが確信に変わる。

そこからは雪崩れのように押し寄せる自分たちに殺意を抱く子供とこの島からの脱出を試みる夫婦のチェイスに比重が置かれますが、これがまた怖い。

やっぱり自分らを殺そうとしても子供は子供。襲ってくる時でさえも、あどけない可愛らしい笑顔なのだ。

そしてここで秀逸なのが嫁が妊娠しているという設定。
妊婦でいるからこそ、子供への殺生への抵抗がある。夫は嫁(家族)を守るために子供を殺生することを厭わない。
この夫婦の価値観のズレも生み出してきて、ホラーでありパニックムービーである本作はより色を濃くしていくわけですね。


果たしてこの夫婦はこの島から逃げ切れるのか?
そして、原題にもあるように子供を殺すことができるのか?

すごく面白かったです。そして、怖かったです。
冒頭にもかいたようにグロテスクではないんですが、とにかく不気味なことこの上ない空気がたまらなく怖い。
『ウィッカーマン』になんとなく似ていますね。特殊な環境に放り込まれた異質な自分(この場合は夫婦ですが)というところなど。

しかし、子供を殺すこと。子供が殺すことなどは、なんかどこからか口やかましく言われるのが結構ナイーブな流れになっていますよね。『プラネット・テラー』でもフォロー映像を入れるなどしてますし。

そんな風潮も手伝って、更に怖いものに見えてきているのかもしれませんね。






P.S.
初めてamazonから英語で個人輸入にチャレンジしてる最中の作品がありまして。
『BEWARE! CHILDREN AT PLAY』という作品なんですけどね。
先週の水曜日に注文入れたのでまださすがに届いていませんが、無事届いたら後々レビューできればと思います。
やっぱりこの『ザ・チャイルド』みたいな内容なんでしょうかね?




・理解不能度:★★★★☆   
・キ●ガイ度 :★★★☆☆  
・グロゴア度 :★★☆☆☆
・下品汚物度:★★☆☆☆  
・おバカ様度 :☆☆☆☆☆ 
・御エロ様度 :★☆☆☆☆


【本作品・関連作品】 ※マーケットプレイス扱いでスティングレーが下記にて本作を直販行ってます。






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