『彼が二度愛したS』:無駄な時間を過せる映画(17)

これを二度見たやつはM




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あらすじはgooより
ニューヨークのオフィスの片隅で、ひとり黙々と仕事をこなす会計士ジョナサン・マコーリーの退屈で孤独な毎日は、弁護士ワイアット・ボースと出会ったことで一変する。お互いに名前も明かすことなく一夜限りの情事を楽しむエグゼクティブ限定の会員制秘密クラブの存在を知り、甘美でスリリングな夜にはまってゆくのだった。そんな中、名前が“S”で始まる美しい女に心を奪われるが、残忍な殺人事件に巻き込まれてしまう。

合い言葉は“Are you free tonight?”。出会いからベッドインに至るステップを省いた会員制デートクラブは、多忙を極めるウォール街のエグゼクティブな男女にとって極めて合理的なシステムだ。電話一本で情事の相手を調達できる実在の秘密クラブの記事をヒントに生まれたこのエロティック・サスペンスは、怪しげなワイアットをセクシーに演じるヒュー・ジャックマンが立ち上げたシード・プロダクションズの第1回制作作品でもある。ジョナサン役で15カットにも及ぶベッドシーンに挑んだのはユアン・マクレガー。謎のブロンド美女“S”に『ブロークバック・マウンテン』のミシェル・ウィリアムズ。


有楽町までトコトコ歩いてみてきました。
まだ公開から3日目(見たのは10日)だからか?そこそこ賑わっていたようにも思うけどさて・・・。

鑑賞した感想は久しぶりに箸にも棒にも引っかからないサスペンス映画を観ました。

この映画、キーパーソンとなる人物に秘密のセックスクラブで再会する”S”という金髪美女がいます。
マコーリーは地下鉄で彼女に尋ねられ、そこで一目惚れをしてしまうわけですね。
それはいいんですが、その一目惚れを見込んである計画が立てられてたという・・・。

アホかと。

話しかけられて「ああ美しい人だな」で終わったらそれまでじゃん

マコーリーがその後、弁護士ワイアットと友達になり彼から秘密の会員制のセックスクラブでのエンジョイを勧められ、満喫している時に名前も教えてくれない彼女と再会するわけですね。
で、いろいろマコーリーも規則を破って彼女を詮索するわけです。質問攻めにします。だって、彼女に一目惚れしますから。
そこでとりあえずその晩は終わって、彼は彼女に会いたいという欲望を募らせるのですが・・・、これ彼が「やっぱり彼女はいいや」と思ったらそれまでじゃん

確かに女日照りではあったマコーリーではあったが、それだけお堅い人物なのだから、最初で頓挫してしまうことだってあるわけじゃないですか。

こういう人の感情を見込んで、しかも彼がそういう方向に気持ちが向くとも限らないような仕掛けなど薄っぺら過ぎて苦笑しかできない。
心理状態を突くような映画、ドラマ、漫画などは沢山ある。
しかし、それはそこまで気持ちを向かせるような状況設定と劇中の人物のコツコツとした計画とが結びついて成しえる業。「そこはそう思うしかないよな」というトラップ、戦略などで成り立つわけだ。

なのにこのトラップはなんなんだ。

そして、途中であることが判明してアッと驚くことがあるのだが・・・、これ結構前振りに鈍感な私でもわかりましたよ。
だって、弁護士事務所の人間の一瞬訝しく思う顔、ワイアットの家ですれ違う人が首を傾げる様子。
もうね、どんなに鈍い人でもわかるって。

だから全然驚きが無い

その後、大惨事に繋がるトラップがマコーリーに仕掛けられるのだけれど、その前に見るある写真であるところがクローズアップされる。
もうね、ビックリも何もない。そこで彼が気がついてることがアホでもわかるから

どういう流れでそうなるかはいえませんが、ある銀行でお金を引き出す時。
ああいうたいそうな銀行に預金などしたことがないので、実際どうなのかわかりませんがあんな偽パスポート一丁でチェックなんか通るものなのでしょうか?
そもそも、サインは一致してるの?えっと、詳しく書けませんが一致させようとすれば出来なくもないような流れになるんですが・・・それも銀行の人が目の前にいるわけだし。上手く目を盗んでも、偽を持つある人がその元の人物のサインの練習をしたとしても、もう1人のある人はサインの練習はしたのだろうか?

もうね、突っ込みどころ満載で笑えるほどに酷い。

せめて、私みたいな鈍感極まりない人間に突っ込まれるようなもんばかりなんですから。

せめて、サスペンス映画であるならばある程度のレベルを保って欲しいものなんですよね。
まるで、携帯小説の作家(笑)が書いてるかのような脚本です。

それに映画のコピーにも出ている秘密のクラブ。
そのクラブの怪しい内容がメインじゃないんですからね。

なんつーか、勿体無いよねえ。


そんなことで総じて冒頭にも書いたように箸にも棒にも引っかからないサスペンス映画でした。
昨年公開のサスペンス映画で叩かれまくりだった全然パーフェクトじゃなかった映画『パーフェクト・ストレンジャー』以下の作品かもしんないですね、これ。



・評価:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
     ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (2)
・公式サイト


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この記事へのコメント

睦月
2008年11月13日 11:08
こんにちわ。

≫もうね、どんなに鈍い人でもわかるって。

まったくですよ。
おっしゃるように、あんな余計な演出ばかりではアホでも分かります(笑)。

秘密クラブの存在、謎の女、イケメン弁護士などなど、使い方によってはかなり面白い作品が出来そうな素材がたくさんあるのに、それを全く活かしきれてないってのが問題ですね。

何もかも中途半端で、カラクリも展開も安直すぎます(苦)。

ただ・・・ユアンのブリーフ姿を見れたことと、ヒューが「テクニシャン」ってことだけは収穫でした(笑)。
かつを
2008年11月13日 12:35
>睦月さん

コメントありがとうございます!

そうですよね・・・期待していただけに演出の稚拙さには苦笑しかできませんでした。
ご都合主義で作られていく計画とかもうありえないっすw

なるほど・・女性には楽しめる絵柄もあったようですが、男性的にはミシェル・ウィリアムズが娼婦役のくせに露出少なくて憤慨ものでした(笑)

この作品を観て「邦画よりマシ」という声もSNSなどでもチラホラ見かけるのですが、いやあ予算少な目、ベタ脚本の2時間ドラマ以下ですよね。

出来ればこういう駄目な作品とは試写でお会いしたかったものです・・・(泣)

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  • 「彼が二度愛したS 」タイトルは面白いが内容はそこそこ

    Excerpt: 「彼が二度愛したS 」★★★wowowで鑑賞 ヒュー・ジャックマン 、 ユアン・マクレガー 、 ミシェル・ウィリアムズ 出演 マイケル・ランゲネッガー監督、108分 、アメリカ(公開日:2008-.. Weblog: soramove racked: 2009-11-23 12:20