今日も元気にカルト映画館~第107回 『愛欲のえじき』

したいとしたい?




画像

あらすじなどはallcinemaより
【解説】

 葬儀を執り行う教会を訪れては死者に触れ、くちづけをかわすリンジー。彼女は死体にしか愛情を抱けない女だった。屍体愛好者である葬儀屋のフレッドはその事に気づき、リンジーを仲間に引き込もうとする。やがてリンジーは画商のマーティンと恋に落ち結婚するが、どうしても彼とセックスする事が出来ない。リンジーはその鬱積をはらすかのように、夜な夜なフレッドの待つ葬儀社へ赴き、屍体と体を重ねていたが……。
 ファザコンでネクロフィリアという強烈なキャラクターが主人公の異色ホラーだが、TVムービー的な造りとでも言うか、案外とおとなしい仕上がりでエログロ作品ではない(それじゃダメだという人もいるだろうが)。なぜリンジーが屍体を愛するようになったかという理由はクライマックスで明らかにされており、ひととおりまとまっている印象はあるが、どうにも安っぽい造りはいたしかたない。なぜか「バニシングIN60”」のH・B・ハリッキーが共同製作を担当していた。


なんでまた、私は自分の誕生日にこんな変な映画の感想文を書いているんでしょうね。
全く、自分自身が嫌になります。

そんなわけでお久しぶりにこのコーナーの更新ということで!


さてこの映画。正直、思ってたよりは全然グロくもエロくもなかった!(残念?)

一言で言えば、ネクロフィリアの美しい女が性欲と愛について苦悩する映画ってことです。

それだけ読むと変態映画なのですが、劇中の音楽などの雰囲気と展開とで意外と純愛映画に仕上がってたりするのでこれまた不思議ですね。


未公開映画ですし、情報も少ないので流れを少し書きなぐってみたいと思います。


主人公の美しい女性・リンジーは死体が大好きなので、夜な夜な喪服を着込み亡くなった人の関係者を装い死体安置所に行くわけですが、そこで葬儀屋の青年に勘付かれ、怒られるのではなく彼が所属する死姦パーティに誘われ、もうこれ以上ない集いなので喜んで参加しようとしますが、男の死体に裸の男女数名が群がっているのを見て急に罪悪感に駆られたのか、急にその場を離れてしまう。お付き合いする男(ウェイド)の人までいたのに、どこかはぐらかし、よそよそしくしてしまったり。

でも、ここからが思いがけず「普通」になってくるわけです。
その集いから逃げ出した後、こおnウェイドさんとラブラブシーンが数分流れます。

そして求婚されてめでたく結婚!!

ここからまた音楽とほのぼのシーンが挿入されて、何の映画か暫く忘れさせてくれます(笑)

が、ネクロフィリアの彼女が生身の人間で満足するわけもなく・・・その死体愛好会の誘いに今度は応じてしまうのです・・・。

そんな彼女を追ってくるウェイドは彼女が葬儀場に入るのを見て追及すると、「クラブと美容院にいっていた」だのしらっと嘘を突き通す。

信用できないウェイドは彼女をスト―キングすると彼女が少女っぽいコスプレをしながら父の墓の前で踊る姿を目撃。

でも、彼女を疑うよりも愛したいって気持ちが強いんでしょうね。
彼女も彼の前では普通でいたいと思ってるんでしょうね。

すぐに愛を囁きあって仲直り・・・の振りをする。

が、謎の妻に来た書留を勝手に見るウェイド。そこには妻を22時に謎の会合に誘う謎の言葉が並んでいた。

そして、1人で出かけた母のもとを早く抜け出し、その会合のある場所でウェイドは待ち伏せをすると・・・、その中で衝撃的な光景を見るのだった!!!



というお話。
ラストのラストだけ辛うじて伏せさせてもらってます(笑)


この作品面白いところは普通この手の映画というとエログロが売りのトンでも作品になりがちなのですが、しっかりと愛情について軸を頭から最後まで突き通しているところです。
その愛の軸の周りに夫・生身の人間とのセックスのことであったり、自分の嗜好の死体との交わりだったりというものがついてまわるものであって、夫にしてみたら不倫相手が死体というナンセンスな境遇にも陥ったりして・・・。
と、書いてるとやっぱり普通の作品じゃないんだなと思えますけれどもね。
だって、嫁が知らない男の死体の上で騎乗してるなんて・・・あ、あまり書いたら駄目ですね!って、見る人もあまりいないと思いますのでつい書いてしまいましたが(笑)

その愛というのも夫への愛だけではなくて、これこそネタばれになるので伏せておきますが彼女がこのような嗜好を持つようになったのも、幼いころのあるトラウマ?というか記憶?がもとになっているのですね。

そこもわかってくるとすっかり、キワモノ作品という見方ではなくなってくる想いがするかも?です。

「死ぬまで愛し続けるわ~」という歌でラストは終わるのですがなんとも切ないロマンス映画を一本見た気持ちにさせてくれます。そんな素敵な作品だと思います、はい。





・芸術ぽい度:☆☆☆☆☆
・理解不能度:★★☆☆☆
・キ●ガイ度: ★★★☆☆  
・グロゴア度: ★☆☆☆☆
・下品汚物度:★☆☆☆☆  
・おバカ様度: ★☆☆☆☆ 
・御エロ様度: ★★☆☆☆



【関連作品】(ネクロフィりあ映画をまとめてたら、ブットゲライトばかりになった件)








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