今日も元気にカルト映画館~第110回 『人肉ラーメン』

このコーナーって安定のカニバリズム率




画像

あらすじなどはamazonより
・内容紹介
マッハ!やチョコレートファイターを生んだ、ガチンコ映画の国タイから生まれた、情け容赦ないスラッシュムービー
・内容(「キネマ旬報社」データベースより)
人肉を使ってラーメンを作る女の狂気を描いたタイ発のサスペンスホラー。ラーメン屋を営むブスとその娘は、母親からの伝統を引き継いで人肉でラーメンを作っていた。そんなある日、ブスは学生運動家の青年と出会い、互いに惹かれ合っていくが…。
・内容(「Oricon」データベースより)
ガチンコ映画の国であるタイで誕生した、情け容赦ないスラッシュムービー!ラーメン屋台を営むブスとその娘。母親からの伝統を引き継ぎ、人肉でラーメンを作っている。ある日、ブスは学生運動家の青年に出会う。意識し合う二人。しかし、そんな日は長く続かなかった。娘が失踪し、食材にしようとしていた男が逃げだす。ブスは皆殺しにしろという幻聴に悩み始める…。


2日続けて食人肉映画紹介とか狂ってますね、ええ。
コーナー更新は3日連続になりましたが、このカルト映画館コーナーの更新が滞ってたので一気に更新いきたいなと。


ところで引用あらすじでは”ブス”となってますが、字幕だと”バス”になってましたね。
ブスじゃあんまりですよね。

タイの街で暴動が起きて屋台リヤカー中に転がっていた死体をラーメンの具に使ったところ大繁盛!
奇跡のラーメン店が軌道に乗ってきたところで、ヒットの要因になったお肉を調達したりともう大忙し!

でも、ただゴアゴアスプラッタしているわけではないんです。
この作品にはドラマ性がふんだんに盛り込まれている良作なのです。

その上、借金の取り立てにきた男たちを捌くシーンと恋人とのセックルとのシーンがムード歌謡のような曲にのってシンクロするシーンとか無駄にアートっぽい演出があったりとか(苦笑)見ていて本当にちょっとした驚きを得られるタイ国の映画になっておりますね。

上記に書いたように恋人・・・そう!その彼女にとって幸せを運んできた死体はその死体の友達という男も呼び寄せてくれたのです。その死体の友達とのロマンスまであるんですからこの作品侮れない!!アタポンって名前のイケメン彼氏が出来たと思ったら、彼にブスの悪行が勘付かれてしまうんですね。
で、アタポンは年増のブスの元を去り、近所の若い女の子のニドといい仲になるとブスの嫉妬が炸裂し、ニドを捕えて・・・アタポンも危険信号を感じてブスのところへ駆けてくる・・・という流れでクライマックスです。

劇中にフラッシュバックするかのようにブスの過酷な人生が映し出されるのですが、そりゃあ気も狂うわという人生を送ってきたブス。

このDVDは発売されたばかりで、これからもしかしたら興味持って見る人がいるかもしれないのであまり最後の方のシーンの多くは語るのはやめておきますが、まあ、そんな最後の方は結構切なくなります。かわそうです。ブスがね・・・。
包丁持って血まみれになりながら街を歩く姿なんて完全に精神病院で隔離されるレベルですよ。

その悲惨な背景は途中でも挿入されるのですが、最後に一気に見せつけてくれるので、そこである程度漠然としていた人物関係も把握できるようになっていきます。
そうです、ただの残酷非道な映画だけに終らないんですね。タイ国の『おしん』ですよ、例えるならば。嘘ですけど。

だから作品としても余韻が残るし、本当は軽蔑し憎むべきこの女シリアルキラーに同情させる余地を感じてしまうという・・・。同じ食人映画でも昨日見た『ホラー喰っちまったダ!』の真逆なんですね。
よくそのへんにある食人映画と違って、か細い女性が主人公だからでしょうか。(か細いというか、ちょっと中年入りかけのややポッチャリ入りかけの女性ですが)
大の男の死体を重そうに引き摺って、人間をさばいてる姿を見るとなんとなく斬新さを感じるわけです。
インパクトは強いですね。


ただ出来ればもう少し、人肉ラーメンを食っている人の表情が欲しかった!
「なんてもん食わせてくれんだ!」と映画を見ている人がふつふつとした嫌悪感を感じさせてくれるようなシーンが多かったら尚のこと良かったんですが・・・。

それでもまあ、残虐性を充分に映し出して、かつドラマ性もしっかり盛り込んでる珠玉の一作。
なかなかのものです。




追記:
タイって変な国で”死体パン屋”さん(←リンク先グロ注意。でも、あくまでもパンなんですけどね)とかあるんですよ。




・芸術ぽい度:★★☆☆☆
・理解不能度:★★★☆☆
・キ●ガイ度: ★★★★☆  
・グロゴア度: ★★★★★
・下品汚物度:★★☆☆☆  
・おバカ様度: ★☆☆☆☆ 
・御エロ様度: ★★☆☆☆


【本作品・関連作品】







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この記事へのコメント

カズ
2015年04月09日 20:40
切ないですよね(笑)このブログ読んで興味持って探して
鑑賞しました・・・・・
かなり以前に暴力団が処理に困った切り落とした人の腕を
屋台ラーメンのスープに入れて 溶かそうとしたという
事件実際に有ったようです・・・・
ラーメンの出汁にはなりたくないですね(笑)
かつを
2015年04月11日 22:42
ええ。ちょっと話としても良い感じなんですよ。本作は。
グロだけじゃなく、ちゃんとストーリーも追えるという意味では良い作品かと思います。

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