『キック・アス』を観てきました。

12/6 九段会館 試写会にて鑑賞。




画像

あらすじなどはgooより
ニューヨークに住むデイヴは、アメコミ好きでスーパーヒーローに憧れているさえない高校生。ネット通販で購入したコスチュームを着て、勝手にヒーローになりパトロールするが、特別な能力があるわけではなく、最初の戦いであっけなく入院。しかし2度目の戦いぶりがYouTubeにアップされると、ヒーロー“キック・アス”はたちまち人気者に。一方、マフィアのボスのダミコが、組織に起きた最近のトラブルを“キック・アス”の仕業と勘違い。実は別に父娘のヒーローである“ビッグ・ダディ”と“ヒット・ガール”がおり、ダミコへの復讐の機会を狙っていたのだ。

「映画やコミックの世界ではこれだけヒーローがいるのに、何で誰もやらないのだろう?」と、子どもの頃に誰しも考えたことがあるだろう。主人公デイヴもそのひとり。ただし、小さな子どもではない。彼はヒーローになろうとするが、特殊能力はないし、スポーツは苦手で度胸もない。ヒーローの服を着たからって、悪漢に立ち向かえばボコボコにされる。しかし、行動を起こすことが大事なのだ。痛快な戦いぶりは、実力のあるヒーローのビッグ・ダディとヒット・ガールが引き受ける。実際に、相当のアメコミ・オタクというニコラス・ケイジの父親と、殺人マシーンと化した小学生の女の子の2人が、主役を食うほどの見せ場を作る。しかし、フツーの人間であるデイヴがいることにより、この作品は“フツーの”アメコミヒーローものとは一線を画しているのだ。[ 2010年12月18日公開 ]


アメコミものの映画って正直好きじゃないんです。
アメコミ好きな友人がいますが、いくら力説されてもその面白さは私にはいまいちよくわからない。

そんな私でも大満足できたのが、この『キック・アス』という作品でした!!

子供の頃・・・いや、大人になっても男ってのはヒーローに憧れるものです。
そんなアメコミのヒーローになってみたいという気軽な気持ちでネットショッピングでダサいヒーロースーツを購入したデイヴ。

それを着て夜の道を頼りなさげに歩いて一人自警団活動なんかやったりしてるわけなんですが、おっさんが3人のチンピラに袋叩きにされてるところを正義感を振りかざし、そして身の程を顧みずそのチンピラにこん棒みたいなものを振り回し突っかかっていくデイヴ。デイヴのフルボッコにされるものの、根性でチンピラに食らいついて行くと、その様子を野次馬が録画しyoutubeに流すとそれが評判になり、些細な一場面だけでデイヴ扮する”キック・アス”はあっというまに時の人に。

そこからゲイに間違われて可愛い女の子に警戒ガード解除され急に仲良くされたり、キック・アスが有名になると調子に乗ってサイトを開設したりと正に等身大ヒーロー(笑)

ヒーローになったら、こんなイイ気分になれるんだろうなってのを地で味わってくれます、このデイヴくん。

そんなデイヴ=”キック・アス”の活躍をテレビで見てシンパシー感じるのが筋がね入りで闘う術を身につけている中年とその小学生くらいの娘2人。

デイヴが調子にのって好きな女の子の依頼を受けて、案の定フルボッコにされ命の危険を感じた時にこの父娘との出会いの場になるのだけれど・・・、この娘。ヒット・ガール”と名乗る少女なのだがこの子が軽快なガールズポップスがBGMで流れる中、厳ついギャングのような大人を蹴飛ばし、銃でアッサリ殺しまくるその華麗なアクションを繰り広げるんですね。それがもうね、とてつもなくカッコかわいい!!!!!!表現するとしたら、そう「カッコかわいい」が適切だと思う。

正直、主人公のキック・アスよりもそこからというものの、多くの人がヒット・ガールに釘付けになったんではないでしょうか?それくらいインパクトも強ければ、いろいろと逞しい(笑)

11歳の少女がバンバン銃を撃ちまくるなんて、タランティーノとかロドリゲスあたりやりそうな感じですよね。
もう、ノリがでも彼らのようなバイオレンスの中にもどこなポップさも持ち合わせていて、素直に惚れてしまうことだろう・・・と、ロリコンやばいやばい!!(笑)

ニコラス・ケイジ演じるパパが娘にプレゼントを贈る場面で「何がほしい?」と訊くと最初は娘も「子犬がほしい」とか言うのだけれど、すぐ「冗談よ。バタフライナイフがほしい!」と別に父親に気を遣ってるのではなく言えるのが本当に驚くけれど笑わせてもらえるというか。そういうバイオレンスの中にもコミカルな部分もあります。

そしていあ・・・自分で書いていて言うのもなんですが、この映画がヤケにツボにハマったのもこの後のキック・アス、ヒット・ガール、そして彼女の父のビッグ・ダディなどを取り巻く展開が哀愁感じるものになっていくこともあり、どこかその手の映画を連想させるものがあったのだろうと今になって考えればそう思う。

で。この映画が素晴らしいのはドラマ部分もそれなりにありの、コミカルもありのなどなどそのバイオレンスさだけに終わらないところだろう。

間抜けな風貌ともちろん、特殊能力を持ち合わせない映画史上最低能力のヒーローなわけであり、何かにつけてその間抜けっぷりがクローズアップされるのでどうしても噴いてしまう(笑)
いや、でもヒーローに憧れるリアルな人間ってのはあんなもんなんだぜ?とどこかで間違った憧れを持ちそうになるお友達に丁寧に見せつけてくれるわけだ。

それでもって、アメコミらしく宿敵との縮図もちゃんと成り立っているし、続編を作るならばの伏線もちゃんと置いたまま映画もエンディングを迎える。

アクション、コメディ、バイオレンス・・・もうあらゆる要素が上手く絡みあって素晴らしい痛快な娯楽作を生みだしてくれた。

映画の実質的な主役は再度言うとキック・アスよりもヒット・ガールと呼んでも過言ではないが、それでも脇役に映画を潰されたという不快な気持ちになることは絶対ないであろうと思う。


この年の瀬に超お薦めの一本が公開されます!
是非、ご家族お誘いあわせの上ご鑑賞ください!!(15歳以下はこの映画見れませんが・・・)



・評価:★★★★★★★★★★
     ★★★★★★★★★★ (20)  
・公式サイト

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この記事へのコメント

ぱたた
2010年12月09日 11:04
お、満点ですね。こちらでの公開が無い為、DVDで絶対観ます!
「主役を食ってしまう」で思い出しましたが、先日レンタルで邦画の
「ソード・シーカーズ -刀狩るもの-」を鑑賞。主役は尾崎右宗(誰?)だけど
ぎこちないアクションでトホホですが、元彼女役の水野美紀だけが
カッコ良く決めていて、主役を食ってました。
かつを
2010年12月09日 16:51
>ぱたたさん

ええ。かなり面白いです。美少女アクション映画というと『チョコレート・ファイター』という映画がありますが、あれよりも本当にか弱い少女がド派手なアクションを繰り広げてくれるのが素晴らしいんです。
それだけではなく、主役のキック・アスの理想と現実のギャップと現実に戻りたいという願望と一方での使命感の苦悩と。
見ごたえは100%間違いないでしょう。是非、DVDでも出たら見てみてください!

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