今日も元気にカルト映画館~第120回『悪魔の植物人間』

鑑賞は『ザ・フリークメーカー』という原題で出ていた時のDVDにて。




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あらすじなどはgooより(途中まで引用)
解説

現代科学の進歩をベースに、人間と植物を合成した怪奇な植物人間を創り上げるというホラー映画。製作総指揮はJ・ロナルド・ゲッティ、ロバート・D・ウェインバッハ、監督はカメラマン出身で「あの胸にもういちど」のジャック・カーディフ、脚本はロバート・D・ウェインバッハとエドワード・マン、撮影はポール・ビーソンが各々担当。出演はドナルド・プレザンス、トム・ベイカー、スコット・アントニー、ブラッド・ハリス、ジュリー・エーゲ、ジル・ハワースなど。


あらすじ

ノルター教授(ドナルド・プレザンス)は、科学が人と植物をへだてているのもを取り去り新しい生命体を創造することが出来るという信念にとり憑かれていた。その教授の信念は、彼の講義を受けている4人の学生トニー(スコット・アントニー)、ローレン(ジル・ハワース)、ブリジェット、ヘディ(ジュリー・エーゲ)などの興味をひいた。またヘディの恋人でアメリカの科学者ブライアン(ブラッド・ハリス)も、ノルターの学説に興味を示した。そのノルターには、リンチ(トム・ベイカー)という助手がいた。リンチは先天的な腺病におかされていて、その容貌は醜怪だった。彼は教授の助手の他にも、こびとのバーンズと共にカーニバルで見せ物小屋を経営していた。リンチは、ノルター教授の実験が成功すれば自分の醜い姿もなおると思い、そのため教授の実験に必要な人間を探してくることを進んでひきうけた。彼らの最初の餌食にされたのは女子学生のブリジェットだった。だが教授の手術は失敗し、もの凄い怪物が生まれた。彼女の変異体は“チベットのトカゲ女"としてリンチの見せ物小屋にで見せ物にされてしまった。次にトニーが狙われたがこの実験も失敗し、彼は“ビーナスのハエ取り草"という怪物にされた。トニーは実験室から逃げ出し、ローレンのところへ行った。ローレンは意外な事実に仰天し、ヘディに電話した。そのヘディもメモを残したままリンチに捕えられてしまった。彼女のメモを発見したのは、ブライアンだった。彼は教授の屋敷に潜入したが、リンチに捕えられ殺されそうになったところを見せ物小屋の奇形人間たちに救われ、リンチは逆に彼らに殺されてしまう。この頃、教授はヘディに最後の実験を試みようとしていた。だがその場に怪物と化したトニーが飛び込んできてあたかも“ハエ取り草"そのままに教授を捲き込んでしまう。実験室から出火し、トニーは教授をはき出したが、教授は既に血肉を吸い取られミイラのようになっていた。。


実は結構前に見ていたんですけれどもね。誰もが認めるカルト要素の強い映画でありますのに、このコーナーに書かずに時だけ過ぎていきました。
こんな作品結構あるんです。ブログの更新頻度が落ちたといって、けして何も見てないわけではないんですよー。
結構いろいろ見てました。

今回のエントリーを書くにあたり、改めて「流し見」で鑑賞したので、記憶を新たに蓄えて書いてみようと思います!


植物と人間から新しい生命体を作ろうとする教授がいて、顔が腫れた奇形な男を助手に従え、自分の顔をあとで治してくれると言い切る教授に協力している・・・。
マッド・サイエンティスト映画ですね。これは。最近で言えば『ムカデ人間』などにも通じるものがありますね。
その教授は見世物小屋を副業で行ってるんですけれど、その見世物小屋に出てくるフリークスさんたちは教授の失敗作という・・・。

この映画が出来た年が年ですし、中にはガチもんのフリークスさんも多数いたのではないかと思うんですよ。
間接がおかしい人間、小人、目玉が半分以上飛び出る人間・・・。ワニ女って人はメイクなどかもしれませんけれど、ガチのフリークスの方々が多数見世物扱いになっている時点で色々と問題じゃないでしょうか!以前、取りあげた『センチネル』なんかもそうですが、こういう扱いって結構神経使うそうなのですが海外じゃあまり気にしなくていいのかな?
その流れになると小人プロレスってもんについてのこととか書き出して行きそうになるのでこの辺にしておきますけれど、色々とモラル的にどうなの?とは思いますかね。

でも、色々とこの手の映画はありますけれどそれらとちょっと違うのはこの教授によって生み出されたフリークスさんたちが意外と和気あいあいと生活しているところでしょうか。
見世物小屋はトレーラーみたいなもので移動して公開しているのでしょうね。
幾つかのトレーラーが住み家になっていたりします。教授や助手の奇形男リンチによって厳しく生活範囲を制限されているものの、それでも彼らは楽しげにやっていたりするのです。

そして「仲間意識」を強くみんなで持つようになるのですが、リンチだけは「俺はあとで教授に治してもらう」と言い張り仲間に対しいつも上から目線になっています。

その目線で仲間のささやかな誕生日パーティを大暴れでぶち壊しにしてしまうシーンがあるのですが、他のフリークスが連呼する「仲間」という言葉にキレてしまうあたりにどこかやるせなさを感じてしまう。

さて、教授の実験が失敗するたびにリンチが早く顔を治療してほしいものだから犠牲者を調達してくるわけですが、こうして若者を1人、1人餌食にしていくたびに疑問に思ったり、餌食になった人の友達が探したりとするうちに悪事が明るみになっていくわけです・・・。


ということで話としては俗にいうフランケンシュタイン博士などの物語にあるようなマッド・サイエンティスト映画によくある王道パターンなのですが、先ほど書いたようにフリークスの扱いの酷さやそれに伴う哀愁が伝わってくるのです。最近まで普通の人間だった普通の青年があるところを境に目も背けるような悪魔のような姿になってしまうわけですからね。色々と可哀想に思うところはありますでしょう。自分をわかって欲しくて友達の女の子のところに忍び込もうにも怪物だと騒がれるのを懸念してシーツで自分の姿を隠して会話をしかけるところとか本当に切ない。
まあ、先ほど書いたフランケンシュタインの怪物でもそういうものがありますが、それが1つの群衆に当てはまることがちょっと他とは違うのでしょうかね。


私が観た『ザ・フリークメーカー』というタイトルでのDVDは廃版なのですが、公開時のタイトルでの廉価にての再販売が決まったようです。ただし、『ザ・フリークメーカー』で聞けた日本語音声が廉価版の方でも聞けるかどうかはわかりませんが。
ここでの紹介で気になった人はこれを切っ掛けに一度鑑賞してみるのもいいかもしれませんね。



・芸術ぽい度:☆☆☆☆☆
・理解不能度:★★☆☆☆
・キ●ガイ度: ★★★★☆  
・グロゴア度: ★★☆☆☆
・下品汚物度:★★★☆☆  
・おバカ様度: ★★★★☆ 
・御エロ様度: ★★☆☆☆







【本作品】




【関連作品】








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