今日も元気にカルト映画館~第144回『超高層プロフェッショナル』

高所恐怖症の人はチビる




画像

あらすじなどはMovie Walkerより
ビル建築の超高層化がエスカレートする現在、この危険度の高い仕事に挑む男たちの姿を描くアクション映画。エグゼクティブ・プロデューサーはリー・メジャース、製作はピーター・S・デイビスとウィリアム・N・パンザー、監督は「ドラム」のスティーヴ・カーヴァー、脚本はリー・チャップマン、撮影はロジャー・シャーマン、音楽はミシェル・コロンビエ、編集はデイヴィッド・ブリューイットなど。出演はリー.メジャース、ジェニファー・オニール、アート・カーニー、ジョージ・ケネディ、ハリス・ユーリン、レドモンド・グリーソン、ハンター・フォン・リール、テリー・キサール、リチャード・リンチ、ベン・マーレー、ロジャー・モズレー、アルバート・サルミ、ロバート・テッシアなど。


映画のストーリー(途中まで抜粋)
ニューヨーク近郊の小高い丘に、ジャングル・ジムを思わせる鉄骨組立てのビルが、今にも、空にそびえようとしていた。この町の新しい名物となるはずのハイエス・プラザ・ビルである。目下、鉄骨組立てを請負っているのがキャス建築会社。カーキチのボス、ルー・キャシディ(ジョージ・ケネディ)は、いつも運転手を後部座席に座らせ、自らがハンドルを握っていた。鉄材運搬を請負っている弟のエディ(ハリス・ユーリン)は、スキがあれば、この仕事を奪おうと毎日姿を現していた。そんなエディを無視して、荒くれ男どもを指揮するルーは、自ら酸素ボンベを手に熔接を始めた。と、その時、ボンベのメーターが急に上がりボンベが爆発、それが足場に落ちて火災が発生しはじめた。恐怖におののく従業員たちに冷静に指図を送るルーだったが、ある若い作業員を救助用のカゴに移した瞬間、近くのタンクが爆発し、その爆風でルーが46階から落下し、皆の前で即死した。事故か陰謀か葬儀に参列した人々の気持ちは定かではなかったが、そうした悲しみの中で喪主の1人娘キャス(ジェニファー・オニール)にエディが近づいてきた。そんな彼をキャスは無視した。彼女は、今、父の果たせなかった夢を実現させようと決心していた。しかし、あと3週間で9階組み上げなくては、自動的に権利がエディの手に渡ってしまう。ルーが信頼していた鉄骨工のユニオン・チーフ、ピグノーズ(アート・カーニー)は、完成は不可能に近いが、もし、キャットン一家が加わればできるかもしれない、と告げた。



CGで高所の演出も出来る今日。
まだCGで様々な演出ができない時代に高層ビルを建てる男たちの映画を作った作品があるという。
そんなB級映画に興味があったのですが、このたびやっと鑑賞することができました。
ごくごく一部の間では有名な作品ですが、なかなか観る機会がなかったのですがこのたびDVDリリースされたとのことでようやく見ることができました。

基本的には3週間の期限までに9階まで組み上げなければならない社長事故でを失った会社と、その会社の事業を横取りしようとあれこれ妨害策を立てる亡くなった社長の弟エディの悪巧みとの奮闘記といったところでしょうか。

社長亡き後、会社の存続のかかったこの事業を受け継いだのは美人な娘のキャス。
そのキャスは腕利きの現場監督であるマイクやかつて仕事をしたことのある腕利きの仲間たちをかき集めてくるんですね。

スポーツ映画などではよくダメダメチームに個性あるメンバーを集めてきて強いチームを作り上げるなんて映画がありますが、この映画も正に「スポーツチーム」を描いてますね。

だから、そんなチームに憧れて「ああ、あの伝説の・・・」ということで若者の作業員が仕事が成功するまで無報酬で手伝います!とか名乗り出てくれたりします。こういう建設現場のことはわかりませんが、カリスマな存在とかいるのでしょうね。

亡くなった社長の弟のエディは鉄骨供給会社にストライキを働きかけて資材をストップさせたり、暴力行為で脅したり、最後には資材搬入口をエディの手下であるならず者たちが実力封鎖しようと待ち構えていたり・・・。
そのような妨害やマイクがトラウマから高所恐怖症になってしまい、チームの信頼を失いそうになったり、数々の苦難の末に9階まで組み上げ間近になるのです。


この作品が面白いのは、エディ側が大胆に妨害するのはわかるのですが、善悪で言えば「善」側にいるマイク側もエディたちに負けず劣らず大胆に反撃するところでしょうかね。
エディに資材供給をストップさせられれば、エディの目の前から資材を積んだトラックごと強奪して、現場に戻り作業を続けるという(笑)目には目をってやつですかね。

そして、ラスト!9階まで組み上げが完了しそうになる。その最後の資材を搬入するには・・・でも、入口ではエディたちが実力行使で阻止しようと張っている。さてどうするか・・・


ここは伏せますが、これまた大胆で噴いた(笑)

もう一度述べると、これらはCGを用いた撮影ではないということです。
だからこその質感が映像からも伝わってきますし、「よくやったなぁw」という感心が生じます。
社長の事故転落死シーンも落ちたのはスタントマンなんでしょうけれど、何階からダイビングしてんだよ・・・マットなど敷いてても無事なのかよ・・・と心配になるほどでした。

昔は映画を1本作るのも相当体力的にも大変だったことでしょう。
けれど、今こうして昔の作品を見るとその大変だった分濃いものが感じ取れるのでやはりその努力は無駄にはならないんじゃないかと漠然と思います。

あまりメジャーな作品ではなく一部の人にしか人気のない作品ですが、間違いなく名作だと思うので是非、みなさんも機会があればご覧になってみてください。




・暴力殴打度:★☆☆☆☆
・芸術ぽい度:☆☆☆☆☆
・理解不能度:★☆☆☆☆
・キ●ガイ度: ★★☆☆☆  
・グロゴア度: ☆☆☆☆☆
・下品汚物度:★☆☆☆☆  
・おバカ様度: ★★★☆☆ 
・御エロ様度: ☆☆☆☆☆







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この記事へのコメント

ぱたた
2013年04月12日 09:33
微かな記憶で題名覚えてて、検索すると
30年前のゴールデン洋画劇場で鑑賞したみたい。
今でも70~80年代の荒っぽいB級物 (*´∀`*)スキ
かつを
2013年04月12日 14:17
DVDには吹き替え版も収録されていて、吹き替えで鑑賞しました(笑)
昔の吹き替えは味があっていいんですよねー。是非ご鑑賞ください!
屋根の上の牛
2015年07月21日 19:50
突然のコメント失礼します、最近タイトルに引かれてCATVから録画してあったのを、昨日見たばかりです。「ハリーとトント」のアートカーニーや、「人間の証明」のジョージケネディ、どっかで見た顔だなってのが結構出ていて、又ストーリーも単純で無条件に楽しめました。私的にはチェロキーがかっこいい。それでは!
かつを
2015年07月22日 08:08
>屋根の上の牛さん
コメントありがとうございます!私もスカパー!でとりあえず録画しておいて未見のものなどがいっぱいありますw
ふとした時にそのストックを鑑賞して、新しい発見することなんてのもありますよね。
ストーリーは単純明快でしかも大胆(笑)時代を考えるとよくこんなもん作ったな~と感心しますよね。

映画館では映画をよく見るのですが、マニアック映画をちょっとサボり気味なのでこうして読んでいただける方のことを思うとそろそろ本腰あげないとと思いました!
これからも宜しくお願いします。

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