GOD BLESS YOU(2013.J2第33節@栃木:勝ち点43)

栃木SC 4-3 コンサドーレ札幌


得点:(栃)クリスティアーノx2(1FK)、高木、サビア (コ)前田、内村、フェホ


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いやぁ、これこそ「感動」(=栃木SC2013年スローガン)です!!
金曜日(13日)に松田浩監督の辞任が発表になり、代わりに就任したのが松本育夫氏。
松本新監督はサガン鳥栖消滅の危機からチームを救った立役者の1人であり、鳥栖サポに今でも愛されているような人間味あふれる人物。
松田さんも栃木SCサポに愛される人物であり、惜しい辞任ではあったものの、育夫さんへの期待も持たされるような監督交代劇でした。

しかし、5/26の横浜FC戦でチームの要であるパウリーニョを全治4か月の負傷で失ってからはその試合含めて17戦で2勝7分8敗。最高順位4位まで位置づけたチームは大失速してしまい、そのさなかでの交代劇。
なかなか難しいことだと思います。

さて、この1日、2日で松本監督はどのような采配を振るうのか・・・。

そのような背景もあり、台風18号接近で暴風雨も予想される中でキックオフ。
キックオフ時は晴天で雨の予報はどこへやら?の天気でしたが・・・。

キックオフ後は互いになかなかチャンスも見いだせないまま進んでいましたが前半18分。札幌内村?のロングスローを頭で繋がれると当たり損ねのシュートではあったものの"前俊をあきらめない"で有名な前田のシュートはGK榎本の横をすり抜け、カバーに来た赤井ももつれるように転倒しクリアし損ない先制点を献上してしまう。

その後は荒れたピッチのせいもあるのか、互いにパスが繋がらず特別決定機もないまま進むが、前半終了直前。クリスティアーノを河合が倒しFKを与えると本人がそれを蹴り込む!壁の横をグラウンダで弾道が進むと札幌GK杉山も反応が遅れ、いい時間帯で追いつく!

やはりゴールというものはモチベーションを変えるのかもしれません。
後半は前半と打って変わって栃木ペース。次々にゴール前に攻め入りますが、その中で右サイドから切れ込んでミドルを放った高木のゴールが決まり2-1!

その後も、クリスがサビアが近藤がゴールに迫るも中々ゴールを割れずにいるとまたもスローインからの対応が散漫になり、右サイドから中央までドリブルで横切って左足で蹴り込んだ内村のシュートが決まり2-2。

ただ、これで気分が沈みそうになるところこの日の栃木は違いました。
後半39分、悪コンディションのピッチではあるもののクリスティアーノは長いスルーパスを放つとサビアがそれに追いつき、相手GKの頭上を越すループシュートを放つとそれがネットに吸い込まれ3-2!!


そして、ここから最悪と最高が一気に押し寄せる流れになります。

札幌のロングボール。197cmもある長身のフェホと競り合う173cmの赤井。競り合った時にその身長差だからしょうがないでしょうが、フェホの手か肘が赤井の顔に入る。
栃木GK榎本はそのロングボールをキャッチするも、赤井がうずくまるので様子を見るためにそのボールを一度タッチラインの外にスローで出します。
村上伸次主審や札幌の内村、栃木の選手などが寄り赤井の様子を確認するとプレーは出来そうであったので、赤井はそのまま立ち上がり村上主審は確認を終えたので試合再開のため札幌の選手にスローインを促す。

すると、このボール。
慣例でいくとそのままスローインで出して返すか、GKに返すかするとことですけれど、スローインのボールを受け取った砂川(フェホのコメントだと砂川だそうです)が、ゴール前にクロスを放り込むとフェホがそれを頭で押し込み同点・・・・????!!!!!??!!
返すものだと思っていたので砂川に栃木の選手はチェックをかけにいかないし、GKに返すという意図だったのかわからないが実にいいクロスボールがあがったので栃木のDFも遅れて反応はしたものの時すでに遅し。
なんのプレッシャーもないまま札幌はゴールを奪う。

「は??????」
栃木の選手、スタッフ、サポだけではなく札幌サポも驚いたのではないでしょうか。
この直後、もちろん栃木の選手は大抗議するも村上主審にはルール上は問題ないのでどうすることもできない。
ゴールも認めるしかない。ここに関しては村上主審を責めるのはお門違いだとは思いますが、あくまでも”個人的には”ですがゴールを認めた上で非紳士的行為で砂川かフェホにイエローカードを出してもよかったようにも思います。

札幌の戝前監督は
Q:3点目はルール上問題ないが、マナー上問題あるのでは?
「いろいろな考え方があると思うが、ベンチから見ていても栃木の選手は明らかに時間稼ぎのためにわざと倒れているように見えた。それで選手たちもプレーを続けたのだと思う。そういう意味では、僕は選手の判断は間違っていなかったと思う。基本的には負傷者が出てプレーが切れたときに『ボールを返すな』という教育はしていないが、今日に関しては相手にそういうところ(時間稼ぎ)が見えて、選手がプレーを続けた。僕は間違っていないと思っている」


このように語ってます。
正直なところ・・・まぁ、あくまでも個人的な感想としては栃木側に少しでも時間を稼ぎたいという意図はあったとは思います(苦笑)。
でも、だからといってフェホと赤井が接触あったのは確かです。接触がないところで倒れたわけでもありません。
他人が軽度の痛みとか判断できるものなのでしょうか。よくこの程度で痛がるなよ・・・と思ってサポも倒れ込む選手に大ブーイングかましてたら、実はその選手は大怪我なんてこともあります。
だから時間稼ぎかよと内心では思っていても審判もイエローカードを出さないんです。
本当に痛がってるかもしれないから。
先ほど「個人的な感想」と但し書きしたのもそのような理由からです。


ましてボールの集中しない箇所ならともかくゴール前(ペナルティエリア付近)。倒れた選手がいるままプレーさせるわけにもいかないし、ボールを出すしかないと思う。
(キャッチしたあとGK榎本は負傷で倒れる赤井を注しながらすぐボールをスローで外に出したので、村上主審がボールを止める間合いはなかったので主審が試合を止めなかったという指摘は違うと思う)

そして、時間稼ぎがあったかどうかを判断するのは主審でありその間も時計は止めてるはずです。
だから選手がこいつらは時間稼ぎしてるとたとえ思っていても、このような行為は一応ルール上認められても感情的に認められるものではないと思います。

でも感情論をぶつけたところでどうしようもない。
大変納得いかない失点を認める形になったまま、試合再開。栃木サポの大怒号が響き渡る中での再開となる。
気持ちが落ち着かないのかその直後に札幌の決定的なシュートを放たれるも榎本がブロックで難を逃れる。

このまま3-3で後味悪い終わり方になるのか・・・と思った終了数秒前。
スローインを受け取ったクリスがロングスローを投げると札幌に跳ね返されそれが自身に戻る。
これを再びクロスかな?と思ったら、放り込むことはせずに少し切り込んでシュートを放つ。そして、気持ちのこもった鋭い弾道が札幌GK杉山の手をすり抜けてゴールに突き刺さる!!!!!

4-3!!!

先ほどまでの大怒号は大歓声へと変わり、私の傍で試合を見ていたブラジル人の団体も発狂するほどの大歓声(笑)
「ざまーみろwwww」とまで叫んでる人までいました(笑)

うーん、フェホとか財前監督とかはどうでもいいんだけど、砂川は親が初めてサッカー選手と握手してもらった選手なので(柏のカレンダーを買ったら砂川とミョンボの握手会がついてました)、思い入れもあり頑張ってほしいんですけどね。
まあ、GKに返そうとして放り込んだら勝手にフェホが押し込んでしまった!!・・・ということにして・・・いや、そう思うには苦しいくらいガッツリいいクロスあげてたんだよな・・・(苦笑)


その一連のことについて試合後、松本育夫監督は
●松本育夫監督(栃木):
「札幌の3点目はルール上は仕方のないことで、相手に返したボールはそのままプレーして構わない訳ですから、選手たちにルールをもう少し勉強させないといけないのかなと。しかし、4点目を取ってくれましたから最高のゲームを、お客様に感動を与えるゲームができたなと思っています。選手たちも人の期待に応えるということをサッカーによって表現してくれた。それをやってくれた選手に感謝してきました」


こんなコメントを出せるあたり、やはり人間性をみんなに愛されてる人物なんだなと納得させられます。
松田監督だったら絶対に激怒してますよね(苦笑)・・・いや、そんな松田監督もみんな大好きなんですけどね(笑)
本当に大きな人なんだなと改めて思わせてもらいました。

そして、その松本育夫監督の栃木での初陣で大きな1勝を記録できたことはみんなを幸せにさせてくれました。


松田さんの辞任、松本監督の就任の悲しくもあるが前を向かねばならない状況。
6月8日以降勝利のないホームでの勝利。
札幌のアンフェアなプレーで同点を許し怒りのゲージをMAXまで上昇させた後のアディショナルタイムでの劇的決勝弾。


あらゆる要素が詰まったこの試合は心から「感動」させてもらいました。
いつもは栃木が勝っても自分は栃木"サポ"ではないという自覚と帰り道が混むからという理由ですぐ帰ってしまうのですが、この試合の後は久しぶりに選手の挨拶が終わるまでスタジアムに残り選手たちを讃えました。

晴天の中で始まった試合は、途中台風の影響で流れてきた雨雲のおかげで終盤集中豪雨を浴びることになりましたが、その天候もどこかドラマティックだったように思います。


この試合は栃木SC史に挙げられるほどのベストゲームの1つに挙げてもよいのではないでしょうか!?

JFL時代の足利でのザスパ草津戦の0-3から3-3に追いついた試合、JFL時代の8年前のHONDA戦と並ぶくらいの栃木的ベストゲームかもしれません。


まあそれでも、言いたいことは色々あるにせよリードを許していて負けている相手を前に治療のためでもボールアウトにするとそのようなことをされる可能性もあるということをルール上認められている以上、その危険性を再認識する必要はあるかもしれない。
勝ったからよかったようなものの、やはりこのことをいい教訓にしなければなりませんね。


柏の話になるが天皇杯の次の相手はその手のアウトボールを返さない宣言をしているファジアーノ岡山が相手。やはりそのあたりは注意を払ってほしいものですね。宣言されてるだけにね。(札幌もボール返さない宣言しておいてくれればよかったんですけどね・・・。そういうもんだと思って別の対処法をしたでしょうし。)




追記:
私が観ていた席の傍がブラジル人の団体さんでクリスやサビアと試合前に親しそうに話したりしてたんですね。何故か帰化したとはいえ同じブラジル人でもある三都主にはあまり反応よくなく。で、かと思ったらチャ・ヨンファンには同じように声援を送ってて。

「?」と思ってたんですが、試合後のクリスのインタビューで教会の人も来てくれててみたいなことを言ってたのでそのクリスチャン関係の方々だったのかもしれませんね。
韓国人もクリスチャンの人多いし、ヨンファンも同じ教会通ってるからなのかもしれませんね。
確認したわけではないので、間違ってるかもしれませんがそんなかんじなのかな?
試合後もハイテンションのそのブラジル人の客とハイタッチやハグなどいっぱいして喜び分かち合って楽しかったです(笑)




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*Jリーグ芸人の面々。左より栃木サポのインスタントジョンソン・スギ。、FC東京サポのゆってぃ、広島サポのアンガールズ・山根、甲府サポの火災報知器・小林

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*ALSOKデーということもあり、警備員がフェアプレイフラッグを持って行進入場(笑)
キチッキチッとした手足の振りで綺麗な入場でカッコよかったです!

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*お・・・小川?!(小川慶治朗は神戸在籍です)

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