『悪の法則』無駄な時間を過せる映画 (36)

これ、リドリー・スコット監督の作品なんですよね・・・?




画像

<2013.11.20 イオンシネマ市川妙典 にて鑑賞。>
あらすじはシネマトゥデイより
チェック:マイケル・ファスベンダーにブラッド・ピット、ペネロペ・クルスにキャメロン・ディアスにハビエル・バルデムという豪華スターが共演した心理サスペンス。欲望に駆られて裏社会のビジネスに手を出した弁護士とその仲間たちが、危険なわなにハマり否応なく堕(お)ちて行く姿を描き出す。メガホンを取るのは『ブラックホーク・ダウン』などの巨匠リドリー・スコット。セレブリティーたちを破滅へと追い込む謎の黒幕の存在はもとより、予想だにしないラストに驚がくする。

ストーリー:メキシコ国境付近の町で弁護士をしている通称カウンセラー(マイケル・ファスベンダー)は、恋人ローラ(ペネロペ・クルス)との結婚も決まり人生の絶頂期にあった。彼は実業家のライナー(ハビエル・バルデム)と手を組み、裏社会のブローカー、ウェストリー(ブラッド・ピット)も交えて新ビジネスに着手する。その仕事は巨額の利益を生むはずが……。



ちょいちょいネタバレ含むかも。

マイケル・ファスベンダー、べネロぺ・クルス、キャメロン・ディアス、ハビエル・バルデム、ブラッド・ピットという豪華キャストと監督があの、リドリー・スコット。
そしてR15指定とアメリカの田舎一本道に張ったワイヤーで走ってきたバイカーの首を斬るイメージ映像があり・・・。

これは期待しますよ。で、楽しみにして観に行ってきたわけですが・・・。


すごい退屈(苦笑)


弁護士のカウンセラー(マイケル・ファスベンダー)が金のために麻薬取引の片棒を担ぐようなお話であるというのはわかるのですが、展開が端折られすぎている上に基本的には哲学じみたトークで進むような映画なので退屈してしまう。

麻薬輸送中の男を襲撃し、殺害し、それに加担したと思われる者たちは報復を受け始め、カウンセラーの嫁にまでその手が及ぶという。


まあ、特に「この後驚愕の展開が!!!!」みたいなことはなく、黒幕も想像しやすいものでしたしね(笑)

この展開であっても、話が複雑ってことはないんだけれどもフルボッコのシーンをセリフだけで説明されてもねぇ・・・(苦笑)
バイオレンス、エロが凄いのかなと思えば両方中途半端。
バイオレンスでは一番えぐいのが予告で流れてた首チョンパのところでしょうかね・・・それか、ブラピが・・・ああ、あれも血が噴き出る程度でそんなでもないかな?


こんな感じで会話だけで勝手に話が進んでる退屈な映画どこかで見たことるなーと思ったら『ジャッキー・コーガン』でした。あれもブラッド・ピット出てたっけ(苦笑)
難しいから面白くないという声も多々あるようだけれどストーリーに関しては難しいことはないと思う。
むしろ内容は簡単で、そして想像するのに容易な布石はちゃんとある。
でも、客にその作業をさせっぱなしというのはどうなんだろうか。
例えばカウンセラーのところに「HOLA!」と書かれたDVDが送られてきて愛する嫁が消えていればそのDVDにどんな映像が残ってくるのか想像は容易だろう。(その後、ゴミ収集車が集めてきたゴミを集積する場所でそのゴミと一緒に女性の死体が落とされるので更にわかりやすいが)
だから、見せない映像にどんなことがあるのか考えるには容易い。暴行の様子を語ることについてもだ。
でも、そればかり・・・敢えて描いてない説明不足なところは普通に考えればわかるでしょ?って感じの端折り方はどうなんだろう?そればかりなのが本作なのだ。
まだHOLAのDVDについてはそれでも親切な方で会話で、哲学?でそれを済ませてしまうようなところも多いのでこれまた困る。

悪趣味と言われようが個人的にはショッキングで映像、視覚に残るインパクトが欲しかった。
このようなスキャンダラスな映画にはそういうものを求めてる人も少なからずいるはずですしね。


伝えようとしてることはわかる。
ざっくり簡単に言うと裏社会に中途半端な好奇心・・・まぁ、裏社会に限ったことでなくてもよいが好奇心だけに任せて突っ走ると痛い目に合うというようなことだろうか。本当にざっくり簡単に言うとですけどね。


でも先ほどと繰り返しになってしまうが、「映画」として客に見せているのにどうもそれが丁寧じゃない。
説明が足りないところは多々ある。足りないところは会話の中の言葉と想像で個々に作り上げてくださいっていうのでは不親切すぎる。

リドリー・スコットは有名なSF映画だけではなく、サスペンス映画にしてもリアルな世界観の中においても『ブラック・レイン』のように大阪を不思議な空間に作り上げる技術もある。
それでもリドリー作品なのにこの映像では特に唸らせるようなものはない。


ここは個人の意見として反論があっても見逃してほしいところなのですが、どんな凡作でも1つのシーンだけで延々と語られる、むしろそこのシーンしか知られてないような映画というのもある。
内容がどんなものかわからなくても、興味なくてもそのシーンだけ見たいがためにその作品を観ることもある。
そういうところの興味もカルト作品として個人的には取り上げることもある。

でも、これはなんだろう。
”見せる”・・・漢字を充てると”魅せる”とでも言い換えられるのかもしれませんが、その心意気が感じられない。
”魅せる”ことにおいては『エイリアン』『ブレードランナー』『ブラックレイン』『ブラックホーク・ダウン』など数々の実績から超第一級の存在であるリドリー・スコットなのにどうしてしまったのだろう?

むしろ会話、言葉などに頼らず映像で伝える技量くらい十分持ち合わせてるはずなのに。
これほど裏社会に中途半端に首を突っ込んだ男の悲劇という刺激的な内容なのに肝心要の映像で伝えてくれないとストレスが溜まる一方だ。



映像よりも脚本に書かれたセリフ重視で冒険してみたくなったのかな・・・・?巨匠・・・。







・評価:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
     ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (2)
・公式サイト


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