『未来のミライ』無駄な時間を過せる映画 (41)

2018年、劇場観賞本数100本到達!そして13年連続!




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<2017.7.20 TOHOシネマズ八千代緑が丘 にて鑑賞。> 2018TOHOシネマズフリーパス:1回目 17本目鑑賞作品。
あらすじなどは映画.comより
解説
「バケモノの子」「おおかみこどもの雨と雪」の細田守監督が手がけるオリジナルの長編劇場用アニメーション。甘えん坊の4歳の男児くんちゃんと、未来からやってきた成長した妹ミライの2人が繰り広げる不思議な冒険を通して、さまざまな家族の愛のかたちを描く。とある都会の片隅。小さな庭に小さな木の生えた、小さな家に暮らす4歳のくんちゃんは、生まれたばかりの妹に両親の愛情を奪われ、戸惑いの日々を過ごしていた。そんな彼の前にある時、学生の姿をした少女が現れる。彼女は、未来からやってきた妹ミライだった。ミライに導かれ、時を越えた冒険に出たくんちゃんは、かつて王子だったという謎の男や幼い頃の母、青年時代の曽祖父など、不思議な出会いを果たしていく。これがアニメ声優初挑戦の上白石萌歌がくんちゃん、細田作品は3度目となる黒木華がミライの声を担当。両親役に星野源、麻生久美子、祖父母役に宮崎美子、役所広司。





今年もとりあえず劇場映画観賞数100本達成!
そして13年連続になります。



―過去の100本越えは下記の通り―
2018年が『未来のミライ』7/20。
2017年が『宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲』8/7。
2016年が『セルフレス 覚醒した記憶』9/4。
2015年が『わたしに会うまでの1600キロ』8/31。
2014年が『リアリティのダンス』7/15。
2013年が『謝罪の王様』9/29。
2012年が『シャドー・チェイサー』10/28。
2011年が『カイジ2~人生奪回ゲーム~』11/8。
2010年が『マチェーテ』で11/8。
2009年が『正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官』で9/3。
2008年が『レッドクリフ partI』で10/7。
2007年が『ミス・ポター』で8/27。
2006年が『ありがとう』で11/28。


2017年の7月から映画作品単体での感想は止めたのですが、昨年同様に100のキリ番作品は単体の感想ページでも作ろうかなっていうことで作りました。

そろそろかなーと思っていたものの、まさかこんな今年ワースト1を争うかのような作品がキリ番になるとは・・・(苦笑)

細田守監督の作品は、ここのブログで言うと☆8以下(5段階評価で2以下)はないですし、特に『おおかみこどもの雨と雪』に関しては大好きな作品の1つです。

だから、期待はしていたのですが・・・なんだよ、これ(苦笑)。酷いなんてもんじゃないよ・・・。

まず、最初にタイトルにもなってるミライちゃん。。。。未来から来たミライちゃん。。。
大した役に立ってません。ひな祭りの飾りを片付けるのを遅くなると女の子は婚期が遅れるといわれてるので、その片付けを目的にやってきたと思われます。お父さんが在宅ワークに夢中で片付け忘れてそうなので。まあ、主人公の4歳児、くんちゃん+JKの未来ちゃん+擬人化した犬の3人で片付けちゃいますが、結局、お母さんが返ってきてからお父さんに片づけを指示してるくらいなので、そこ母の指示受けて片付けてしまえばよかっただけなので、あまり関係なかったです。。。また、お父さんじゃないなら誰が片付けたの?というお母さんの問いに「くんちゃんが片付けたの」と主張しますが、通常ろくに玩具も片付けできないくんちゃんのアピをすんなり受ける両親にも違和感が・・・。

こんな感じで、そのシーン、シーンで切り取れば「これは感動する」、「これはねーわ」って感じで意見がわかれるのかもしれない。
映画の感想なんて人それぞれなので、誰がどこをどう見て、切り取って感動しようが自由。
でも、好きなシーンだけ切り取ってそこだけでこの"映画"はいい。って主張されてしまうと、ちょっと首を傾げるかなと。

もちろん、それは人それぞれなので、その人がよければそれでいいのですが、ここは私のブログなので、まあ私なりに好きに言わせて(書かせて)もらいますけどね。


あまり、そのシーンごとに突っ込んでいってもキリがないので、ちょっと大まかにまとめながら書いてみます。


ここでは未来のミライちゃんがやってきて、4歳のお兄ちゃんと絡みますが、このあと、幼児時代のお母さんと出会ったり、ひいじいちゃんと出会ったりして、赤ちゃんである妹のミライちゃんに嫉妬して、ワガママ放題のくんちゃんも成長する・・・というお話なのですが、その時代へのぶっ飛びに関してもルール付けも何もなくて、気が付けば中庭(でいいんだよね?)が、様子が変わってたりしていろんな時代の家族に会えるというわけです。

が、先ほども書いたようにルールが一切なく、気が付けばタイムスリップしてるという感じなので、この設定が無い設定から、勝手にくんちゃんの妄想・想像と捉えました。

終盤の近未来?の東京駅での孤独を感じるシュールで子供がみたら怖いシーンなどを見ても、妄想・想像で片付けてもいいような気がします。

だからこそ、リアルな時間での両親や妹には何の変化もなく、ごくごく普通の生活を過ごすだけなんです。
そして、くんちゃんはこの妄想・想像から、家族のことを思いやりわずかながら成長する!ということなのでしょうが、正直、あんまり何もしてません(苦笑) 
まあ、4歳児にあんま多くを求めるなやと言われればそうかもしれませんが、それだけに大した映画には見えなくなってしまうわけです。

時代移動のルールも設定もなく、いきなり時代や場所が変わっていろんな人と交流して。
まあ、くんちゃんに厳しいお母さんの幼女時代に触れ合うのはまだ、お母さんのイメージがくんちゃんの中にあるからそれはまだわかります。

ただ、よくある感想の中で「ひいじいじのエピソードが感動した」という声がよくあるのですが、確かに感動的に作られてました。ひいじいじ役のましゃさんもかっこよかったです。

でも・・・でもですよ・・・、よーーーーく考えてください。
先ほど書いたようにお母さんと出会うのはまだ理由がわかる。でも、くんちゃんにとってひいじいじに会う理由ってのは無いんですよ。

それまでに、くんちゃんのリアル生活でひいじいじについて、興味を示したり、話題にしたりすればわかるのです。が、ですよ。少しはひいじいじの話題もそれまでには出てきてはいるにしても(ひい婆ちゃんを口説いたかけっこのエピソードなどでね)、くんちゃんがひいじいじに興味を示すという場面はなかったように思います。
昔のアルバムを開いてひいじいじの写真を見るというシーンがありますが、その写真を見てたのは赤ちゃんのミライちゃんであり、くんちゃんは一緒にアルバムを見てたわけでもないんです。

だから、タイムスリップして、くんちゃんにとって何の思い入れも持ってない若い頃のひいじいじと出会う理由がないんです。
そりゃ、その若い青年を最初は「お父さん」と勘違いしていて、後にひいじいじとわかるし、彼との出会いで自転車にも乗れるようになるしっていう切っ掛けにはなるのだけれど、これらいいシーンに思えるけど、よくよく考えたらそそれらはすべて後付けなんですよ。。。

最初の方にくんちゃんにひいじいじの存在を強く印象付けるシーンなどがあれば説明はついたんですがね。
じゃあ本当に妄想・想像関係なくくんちゃんはタイムトラベラーになってただけなんでしょうか?って話にもなります。

そうだよ。最初からちゃんと時代時代飛んでるんだよ!っていう話になるなら、良く言えば「自由」な作品で、悪く言えば「雑」な作品です。

赤ちゃんのミライちゃんとJKのミライちゃんは同時に居れないというシーンをわざわざ作っておきながら、最後の方には高校生くらいのくんちゃんと4歳児のくんちゃんが会話するシーンまであるしね。
結構、ただでさえ先ほどから書いてるように設定がないような作品のくせに、こういう設定を仕込んだら仕込んだでこういう粗が浮きだってしまうし、作品としてのプロットも無いし、本当に酷い。ここまでやることなすこと裏目に出る酷い映画ってもんを久しぶりに見たかもしれない。

そして、長々と書いてきてここまで出してこなかったが・・・誰もが思う感想の1つとして、くんちゃん(4歳・男児)の声優を担当した女優・上白石萌歌さんの酷さ。

大抵のアニメ作品で幼児、児童などのキャラが出れば男の子でも女性の声優、役者などがキャスティングされることがほとんどです。声変わりしてしまう男性だとなかなか難しいのでそうなるのも納得です。
そして、大抵のアニメ作品の児童役を務める声優さんはかなり努力して、児童の声に寄せてキャラクターを作り上げてきます。
だから、この男の子の声優、実は女優の●●さんなんだよ!と知った時に、頑張ったなーと思うことがよくあります。

なのに、世の中のアニメ作品の児童、キッズを担当する声優はそうして頑張っているのになんで、上白石 萌歌さんの声は最初から最後までずーーーーーっと普通の女の子の声なのだろう。
超大ヒットアニメ『君の名は』では上白石 萌歌さんの姉の萌音さんがメインキャストを担当し、大ヒットさせたので、今度は妹の萌歌も!という、事務所・東宝芸能のごり押しがあったのかどうかはわかりませんが、誰がどうみてもキャスティング先行・・・ですよね?

細田守監督は『おおかみこどもの雨と雪』で、男と女の児童の役をそれなりの年齢の子に任せ、しかもしっかりと上手い演技を引き出して作品に厚みを加えた実績があります。

それだけにあの細田さんがなんでこんな子を主役に抜擢したのか・・・。
色々と大人の事情もあると邪推してしまいますが、何にせよ酷い"結果"だけが残りました。



育児の大変さなどがわかるようなシーンがあります。
中にはそこに想いをシンクロさせ、「わかる。わかるよ・・」という同調効果を生むこともあるでしょう。

でも、それって別にこの映画である必要なくね?って思うわけですよ。『クレヨンしんちゃん』でもいいじゃないですか。そこだけの話なら。
逆に、くんちゃんである必要って何だったんだろう。



と、ついついクドクドクドクドと長く書いてきましたが、本当にしょうもない、つまらない作品だったと思います。
久しぶりに当ブログで☆(0)を付けさせていただきます。めったに出さないです。

6年前の『ラム・ダイアリー』以来ですね。『DRAGONBALL EVOLUTION』 と14年当ブログをやってきて、これ含めて3作品しか付けてないと思いますがそれほど酷いと思ったということです。


結構、単純な人間なので何でも感動し、世間が糞映画呼ばわりするようなものでも、ほいほい★17以上付けたりしてるんですが、今回はもうなんか我慢できなかったですね・・・(苦笑)




・評価:
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆    
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (0)
 
・公式サイト



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