覚悟より切実な現実の前で(2019.J2第9節@柏:勝ち点17、@栃木:勝ち点9)

柏レイソル 0-0 栃木SC


得点:なし



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9年ぶりとなる栃木SCとの対戦。(PSMは除く)

栃木SCは私が2000年のJFL初年度から故郷、栃木のチームとして柏を応援する傍らで応援してきました。
1999年の11月の天皇杯で初めて栃木SCの試合を観たのですが、もしかしたら、私がその頃応援していた横浜フリューゲルスが無くなって、柏レイソルにサポ移籍する合間にこの栃木SCに出会っていれば柏ではなく、栃木を応援していたのかなーなんて今も漠然と思う。そんなチームです。

だから、いつもはチケが頑張っても取れない以外は極力ホーム側で見ている私もこの日はアウェイ寄りの位置での観戦です。

日立台なのに、相手のチームの健闘も心から期待してる。そんな不思議な感覚で座席に着き、実は今年初めてとなる生栃木SCにどこかワクワクする気持ちもありました。

ただ、このように応援するチームが2つあるとして、両方のチームをサポと自分で呼ぶ人もいます。
それはそれでいいと思います。しょせん、自己申告みたいなものですしね。考え方などは人それぞれです。
でも、私はずっとこのような場合でも「柏サポ」であると自負してますし、なんにせよ今の柏には栃木相手でも勝ってほしい、いや勝たねばならないと思ってるのでAL席でも必死に応援しましたよ。


そして、朝の快晴から一転し、今にも雨が降りそうな空模様の中でキックオフ。

予想通り、柏が栃木ゴール前に迫る、迫る。
それでも守備に人数を割いて選手の間にスペースを作らせない戦い方をした栃木の術中にハマり、なかなか決定的なチャンスを生み出せない。だからガブリエルや小池が巧みなパスワークで相手のSBを手玉にとっても、すぐ誰かがカバーに入る。そのため、クロスもサイドの深いところまでいかないものが多く、どうも一辺倒な攻撃にさせられてしまっていた。
柏のピンチは鎌田が前半に軽いスライディングを交わされ、ゴールに迫られたシーンがあるが、高い位置のスライディングだったので、カバーも間に合い助かった。決定機ではないけど、栃木のチャンスはそれくらいか。
柏はクリスのシュートがユヒョンに強く飛び、そこで弾かれたボールが古賀の真ん前に飛んできたがあまりにも強い跳ね返りだったのでボールコントロール出来ずに、その後のチャンスに結び付かなかったシーンくらいか。


後半もこの戦い方が続くが、前半よりも一層柏の圧力が高まり、ほとんどAL側でのシーンがありませんでした。

後半も瀬川が威力のあるシュートを放ったり、菊池がユヒョンのファインセーブに阻まれたり、ユヒョンが負傷退場してからは代わりに入った実質Jリーグデビュー(U-22J選抜での出場は1試合あるが)となったGK川田がクリスの正面上のキャノンシュートを弾いたりとあったものの、どれかを決定機と呼んでいいかどうか迷うような具合にしっかり栃木に守られました。

後半栃木のチャンス?は無かったかな・・・。

そんな感じで0-0の引き分けでした。

2009年の2試合、そしてこの試合と柏は栃木に一度も負けてないけど、一度も勝てていないという。
・・・7月にグリスタで決着をつけましょう。うん。

栃木は明らかに前半のうちから時間を使って、意識してプレーしてました。
ユヒョンもボールを保持し、なかなか蹴らないのでオルンガがペナエリア前に行き早いキックを促したりするシーンなどありましたしね。

ただ、誤解しないでほしいのは私はそのような戦い方を責めたり、叩いたりするつもりは全くありません。
むしろ、「アリ」です。絵に描いた餅を求めるよりも、「リアル」に徹するのは勝ち点1でも求める気持ちがそこに凝縮される試合運びになりますし、敵としては怖さがそこにはあります。

攻撃の人数を守備に割いて、人数をかけて最低限勝ち点1を目指す。柏の攻撃陣をリスペクトしてくれるからが故の戦い方だと思いますし、先日の長崎のようにガンガン柏とやり合うつもりで攻撃に来てくれたら、アクションが多い試合で見ている方は楽しくはなるけれども、でもJ3への降格も見えていると、栃木にとっては楽しい以前に「生きる」ために試合を臨んでくるチームの戦い方としては「アリ」だと思います。

でもでも、柏が勝てなかったのは栃木の戦い方にズッポリとハマったからだと思うのですが、1つこの試合に不満があるとすれば、、、いや2つか(笑)。

1つは、あれだけ攻めたんだから相手が守備的とはいっても1点くらいとろうぜ柏!ってのが、当たり前の1つ。

で、もう1つは吉田哲朗 主審ですかね。
まあ、負け惜しみみたいに(負けてないけど)なるので、多くは言いませんが、前半からの遅延行為に注意をしなかったり、またオルンガへの当たり判定がオルンガにとって厳しかったような気がします。他にも色々あるけど、まあDAZN見返したりしていないので、深くは書きませんが・・・。


監督は「今週、相手の守備ブロックを想定して戦術的なトレーニングをやってきた。」と言われていたようですが、琉球戦のリカバリーや、主力選手をターンオーバーでルヴァンの仙台遠征ではなく柏に残していたとしても監督が直接見れる時間は決まっているでしょうし~などなど。

J2で2チームだけルヴァンに参加するってことは、単に選手の疲労が嵩む、それならターンオーバーすりゃいいだろうってだけの話にはならないんですよね。だから重要なリーグ戦はまとまった練習時間が少ないと、少なくてもスタメンも基本的には固定するしかなくなるし。(テストの色が強いルヴァン杯の方は色々試せるとは思うけど)

最近、やけに非公開練習が多いのもそんなところも理由にあるのかなーなんて、勝手に推測してしまいます。
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次は金沢戦。水曜日にルヴァンはありませんので、トレーニングしながら選手を弄る可能性もあります。
次の金沢は8位につけてるから弱くはないチームですし、その後来週水曜日にルヴァン杯を挟み、平成最後の試合、横浜FC戦と続きます。
ルヴァンとはいえ、前日には大宮入りし、翌日のFC東京戦に臨むのでしょうけど、先ほど書いたようなことからまとまった練習が出来にくいところもあると思います。
是非、金沢戦で何か掴んでこのままでいけると感じられる手ごたえを期待しております。


改めてこの試合の感想ですが、栃木の”気持ち”が、結果として出た試合だったと思います。
次の栃木との対戦は7月のグリスタ。もう貪欲に積極的に、そして芝の凸凹が気になる時期だとは思いますが、気を付けながらガンガン攻めていってもらって今度こそ栃木と決着つけましょう!










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