今日も元気にカルト映画館~第130回『スポンティニアス・コンバッション ~人体自然発火~』

高校時代買っていた「スクリーン」って映画雑誌で・・・




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あらすじなどはgooより

解説 - スポンティニアス・コンバッション 人体自然発火

核実験の結果、ある日突然自らの体が燃え上がるという超常現象に見舞われる主人公の姿を描くSF作。製作はジム・ロジャース、監督・原案は「スペースインベーダー」のトビー・フーパー、脚本はフーパーとハワード・ゴールドバーグの共同、撮影はレヴィ・アイザックス、音楽をグレアム・レヴェルが担当。出演はブラッド・ダリフ、シンシア・ベインほか。

あらすじ - スポンティニアス・コンバッション 人体自然発火

1955年、ネヴァダ砂漠で行なわれた水爆実験において抗放射線ワクチンを投与され実験台となったジョーンズ夫妻は無事男児を出産した。しかしその手には無気味な丸い腫瘍が…。数日後、夫妻は突然体から火を吹き出し焼死した。実験に参加した科学者チームはそれをワクチンの異常増殖による(SHC)=人体自然発火であると判断したが、なぜかその真実は闇に葬られた。そして34年後、高校教師になっているジョーンズ夫婦の遺児、サム・クレイマー(ブラッド・ダリフ)はある日自分の指先から火が吹き出したのに驚き、ラジオの超心理学者の番組でSHCのことを聞いて電話をかけるが、今度はその電話線を伝わって局の職員が焼死してしまった。恋人のリサ(シンシア・ベイン)に連れられて病院に向かったサムだが、そこには前妻のレイチェルの現在の恋人マーシュ博士(ジョン・サイファー)が待ち受けていて彼に正体不明のワクチンを投与しようとする。しかしそもそもレイチェルからもらったその薬を飲んだことがこうなった原因であることを悟ったサムはあわてて逃げ出し、必死に資料を調べてあの34年前の実験のことを突き止める。そしてその実験に関わった女性科学者から初めて自分の両親についての秘密を聞かされる。そしてその背後にはレイチェルの祖父で今まで恩師のように思っていたルー・オランダー(ウィリアム・プリンス)の経営する会社の姿があることも…。今まで知らされていなかった真実に怒りを爆発させたサムは今や体全体に拡がった炎に包まれながらもオランダーの屋敷に乗り込み、彼と対決するが、彼の口からはさらに衝撃的な事実が…。自らが実は自在に核エネルギーをコントロールする人間兵器として産み出されたこと、そしてリサもまたそのプロジェクトの産物であることを知ったサムの怒りの炎がオランダーを焼きつくすが、その頃リサもまたSHCに襲われようとしていた。



(サブ見出しの続き)
巻末の方にモノクロでその月に公開になる新作映画が1作品半ページくらいで沢山載ってるコーナーがあったんですよ。
そこでこの映画を知った時から「見たい!!」と思ってたんですが、当時は栃木県宇都宮市の田舎高校生。
こんな、どどどど・マイナーな映画なんてのは東京とかでしか上映してなくて、とても見にいけませんでした。

そして、時は流れて。
気がついた時にこの映画がDISCASでも借りられるようになってることに気がついた!

早速借りて鑑賞ですよ!

話は1955年に砂漠の真ん中で核シェルターの実用実験をしていた時に被験者として参加した若い夫婦がいまして、実験が終わりその嫁さんが赤ちゃんを出産するも腕に黒い丸い痣みたいなものがある赤ちゃんだった。
んで、その夫婦の嫁は体温計が壊れ、口の中に水銀が触れてしまうと、そのとたんに産婦人科の病院のベッドの上で突然発火した炎に包まれて死んでしまうんです。

その遺児のサムは大人になりしかもバツイチになってる設定で登場する。でも、サムにはリサって彼女もいる。
実に順風満帆な生活を送ってるように見えるけれども、サムは実は兵器として使われるように作られた人間であるとわかってくるという話です。

ホラーかと思ってましたけれども、SFですかね。内容は。
いや、陰謀が隠れてるのでサスペンスか?
いやいや、ロマンスか?
と、トビー・フーパーの作品にしては珍しく色々な要素が盛り込まれてる映画なんではないでしょうか。
見世物小屋だったり、単純なスラッシャーだったり結構ストレートな一本筋なものが多いけれども、これは彼の作品では珍しいのかななんて思います。

まぁ恐らく「自然発火」で何か映画を作ろうとなるとこういうことになったのかななんて思います。
しかしまあ、この映画に興味の持った20年前の頃であれば違った感想にもなるんでしょうけれど、今のようなCGの技術が普及していない時代。
数々巻き起こる炎、そして炎に包まれる人々は全部実物を燃やしたものです!!!!

中にはスタントマンが入った炎なんてのもあるけれども、多くがマネキンに炎を点けたものだとわかる(笑)
今のこの時代からみれば、(あくまでもその視点なら)ある意味で斬新であり、原点回帰みたいなところでもあるけれども、正直そこでチープな雰囲気を作ってしまってるのは否めない。だって、火が点いた!ぎゃあぎゃあ!と騒いでるのにいきなり間接が動かないで制止したように燃え上がってしまうんですもの・・・。

まあでも、当時にこのテーマに挑んでみたその意気込みは買いでしょう!

そして、陰謀によって作られた産物のサムはそれだけでもう悲劇の主人公の色づけがされているわけでありそこがまたこの映画の作品性として加速感を増す要因になっているようにも思う。
「ただ、人間が突然発火しました。燃えちゃいました!」ってだけの話を広げていくとここまで壮大な映画が作れるんだなと感心させられます!
能力(?っていうか?)を持ってしまったサム・ライミの『ダークマン』みたいな復讐劇はやはり変な感動を生んでしまいます。『悪魔のいけにえ』とか『ファンハウス』とか思えば世間から隔離されたような人々を扱い映画をよく作る人ではありますよね。

肝心の発火のシーンがあまりにもチープでB級扱いされていますけれども、あのシーンさえ今の技術を用いることができるのであれば、きっともっと良い扱いをされていたに違いない!・・・と思う一方で、いいんだよこのままテイストで知る人ぞ知るってカルト人気のある作品で!と思う気持ちもあります。

複雑な気持ちです(苦笑)






P.S.
上記の感想文を書きながら思った。そういや『ダークマン』の紹介してなかったな。
当時中学生だった私の弟がめっちゃ好きで2人で宇都宮駅に隣接するロビンソンっていうデパートにある映画館へ行って観た想い出があります。 近々書こう!





・暴力殴打度:★☆☆☆☆
・芸術ぽい度:☆☆☆☆☆
・理解不能度:★☆☆☆☆
・キ●ガイ度: ★★☆☆☆  
・グロゴア度: ★★☆☆☆
・下品汚物度:★★☆☆☆  
・おバカ様度: ★☆☆☆☆ 
・御エロ様度: ☆☆☆☆☆







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