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zoom RSS 『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』を観てきました。

<<   作成日時 : 2015/08/04 08:26   >>

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大人気コミック、アニメの実写だけに事前予想通りもの凄い叩かれ方ですが・・・




画像

<2015.8.1 TOHOシネマズ六本木ヒルズ にて鑑賞。>
あらすじなどはシネマトゥデイより
チェック:人間を捕食する巨人と人類との壮絶な戦いを描いた諫山創の人気コミックを基に、『巨神兵東京に現わる 劇場版』などの樋口真嗣が実写映画化したアクション大作。100年以上前に出現した巨人が巨大な壁をぶち破り、再び侵攻してきたことから、巨人対人類のバトルが繰り広げられる。エレンを『真夜中の五分前』などの三浦春馬が演じるほか、長谷川博己、水原希子、石原さとみ、國村隼といったキャスト陣が集結。原作にはないキャラクターも登場するなど劇場版ならではの展開や、巨人のビジュアルやすさまじいバトルの描写も見どころ。

ストーリー:100年以上前、人間を捕食する巨人が現れ、人類のほとんどが食べられてしまった。生き残った者たちは巨人の侵攻を阻止すべく巨大な壁を3重に作り上げ、壁の内側で暮らしていた。エレン(三浦春馬)やミカサ(水原希子)もそんな中の一人だった。そんなある日、100年壊されなかった壁が巨人によって破壊されてしまう。



かなり面白かったです。
まあ、わざわざ六本木まで出向いてMX4D仕様で見てきたということもありその効果で好意的に見ることができたこと、また漫画・アニメとキャラクター名を数名引き継いでいるものの半分以上が日本人名をモデルにした別新キャラということもあり、最初から別物と思ってハードルをさげていたこともあったのかもしれません。

確かに原作に思い入れがある人は「設定違うし!なんだこれ!」と思う人も多いと思いますが、そういう感想を持つのは仕方ないと思います。

が、巨人が人々に襲い掛かるモンスターパニック映画として見るとかなり秀逸な出来だと思います。
そして、私が巨人映画に求める画こそこれ!ということもあり、私にとっては面白かったです。
『トロール・ハンター』だの『ジャックと天空の巨人』だのありますが、レーティングを考慮してのことなのかもしれませんが期待していたような画はあまり見られませんでした。
しかし、この『進撃の巨人』では漫画のそれらしく人間を捕食、捕食、捕食!!

PG12なのにあちこちに血は飛び散るし、人体破壊も多いし単純に巨人が民衆に襲い掛かるという地獄絵図は見事に再現されていたように思います。
幾つか見た叩き書き込みで「巨人が普通のおっさん、おばさんだった」という声を見ましたが、原作も普通のおっさん、おばさんがそのまま巨人になったような絵図らだったし・・・。
原作との相違点は結構ありますが、巨人に関してのビジュアルはなかなかよく出来ていたと思いますよ。
おっさん、おばさん時折奇形みたいな感じでね。

 
と、そんな感じで肝心の巨人、パニックっぷりなどはホラー映画としての要点をしっかりと押さえていて夏のソフトな肝試しとしてはもってこいかもしれません。

そのようなことで面白いと思いました。


しかし、一応原作は品川さんのおかげでアニメ化よりも前に原作を読んでいて限定盤コミックもOVA付のものも全てもっていてアニメ放送も第一話よりも全部録画していて、後編の劇場版の色紙も第五週以外のものは全て持ってるほどのファンとしての目線でも少し語りますと・・・。



まあ、原作ファンから叩かれるのも仕方ないかなと。
大人気キャラのリヴァイを出さず、その代用キャラみたいな長谷川博己演じるシキシマを出したあたりのチョイスは正解だったと思います。
この脚本であのシキシマをリヴァイとして出して居たら腐女子の猛抗議が殺到したでしょう。そういう意味ではシキシマの存在は正解です。

が、そこまでシキシマや恐らくピクシス司令をモデルにしたクバル(國村隼)などの改変は原作に忠実に作ってるわけではないところからすると正解なのに、幾つかはそのまま使ってるところがあるし、そうなると原作キャラのイメージで見てしまうわけですが、その割にはキャラが違うという相違点を感じてしまう。

サシャの桜庭ななみやハンジさん役の石原さとみは中々良かったと思うが、肝心のエレン、ミカサあたりには物足りなさを感じてしまう。

エレンが巨人に対して駆逐の執念を燃やすのですが、原作は目の前で母親が巨人に捕食されるのを見て、それで執念を燃やす。そこが映画版ではミカサが巨人に食われたと思って執念を燃やす・・・までは改変があっても理由がわかるのでよいのだけれど、ミカサは後程多少傷さえ負わされたものの生きてるわけで。
そうなるとエレンの怒りの拳はどこに振り下ろせばいいのか、動機がかなり弱くなってしまうわけで・・・。
ミカサはミカサで幼い頃の出来事をきっかけにエレンを守ることに執念を燃やすわけですが、多少その心境のことは後編で語られることになるのでしょうけれど、常にエレンのことを気にかけて仕方ないミカサのイメージがあるだけに巨人に食われてたと思われたこの2年の間にシキシマに色々教わって憧れを持ってるような演出はあったにせよ、「エレンに無償で命を捧げられる奴ばかりじゃないんだぜ」とアニメなどでジャンがミカサにこぼすシーンがありますが、そんなセリフなどは縁が遠いようなキャラになっておりました。


原作の舞台はモデルはドイツです、それを日本で実写化ということでキャラの大半を日本風に入れ替えて設定も弄ったりしたと思われます。
しかし、中途半端にキャラを引き継いでしまったあたりのこともあり名前はエレン、ミカサなのになんか違うという印象を生ませてしまったのでしょう。

進撃関連は原作が月刊『別冊少年マガジン』が原作で進行スピードも遅く、せっかくの商売チャンスなのに・・ということでスピンオフなども結構出ていたりするのですが(私はスピオンオフはコミックおまけのOVA以外は知りません)、どうせなら東洋系のキャラであるミカサを軸にしたスピンオフものの作品にすればよかったのかななんて思います。日本の資本で日本の役者、スタッフを起用して作らなければならないというのであればね。
原作者の諌山氏が深くかかわって製作されたのであれば、もっと上手い誘導の仕方もあったように思うんですよね。



まあそんな感じで原作ファンが怒るのもある程度仕方がないかなと思います。
また、邦画ってよく叩かれるじゃないですか。何かにつけて。
そのような偏見も相成って恰好の獲物になってしまってるのが本作なのですが、元に戻った感想でいうと映画単体で観た場合かなり面白い映画に仕上がってると思います。

この作品では巨人が不気味で怖い。襲われる人間たちは絶望しか感じない。未来を感じられない。
その空気が作れていれば最高ですが、それがそれなりに上手く表現されていると思うからです。
樋口監督の『巨神兵東京に現わる』の時も巨人が東京を破壊しまくる映像を見せつけてくれて、『エヴァQ』を見る直前に鬱な気持ちにさせてくれましたが(笑)、今回も太刀打ちしても次々に襲ってくる巨人に絶望感を感じることができるんじゃないでしょうか。

そんな作品の「肝」である部分はしっかりと押さえられているので個人的には評価は高めにしてあります。ということです。





p.s.
注目の立体機動装置ですが、youtubeなどの予告で見ると随分とモッサリしていて「ねーよこれwww」と私も掲示板で突っ込んだりしたものですが、映画本編だと意外と予告よりもイメージ的にスピーディに仕上がっていて、あまり違和感は無かったです。
まあ、アニメと比べちゃうとそりゃしょうがないところはありますが・・・(苦笑)





・評価:★★★★★★★★★★
     ★★★★★★☆☆☆☆ (16)
・公式サイト

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