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zoom RSS 『ヒメアノ〜ル』を観てきました。

<<   作成日時 : 2016/06/16 08:26   >>

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漫画原作をしっかり締めて完結させた映画化




画像

<2016.5.28 TOHOシネマズららぽーと船橋 にて鑑賞。>
あらすじなどはシネマトゥデイより
チェック:過激な内容で話題になった古谷実の人気コミックを、V6の森田剛を主演に迎えて実写映画化。ビル清掃会社のパートタイマーの青年と同僚が織り成す至って普通の日々と、欲望のままに殺人を重ねるサイコキラーの心の闇を描く。監督は、『さんかく』『銀の匙 Silver Spoon』などの吉田恵輔。清掃員の青年に『ポテチ』『偉大なる、しゅららぼん』などの濱田岳、森田ふんする快楽殺人犯にストーキングされるヒロインを『ガキ☆ロック』などの佐津川愛美が演じる。

ストーリー:普通の生活に焦燥感を抱くビル清掃会社のパートタイマー岡田(濱田岳)は、同僚からカフェの店員ユカ(佐津川愛美)との恋の橋渡し役を頼まれる。彼女が働くカフェへと足を運んだ岡田は、高校時代の同級生・森田(森田剛)と再会。ユカから森田につけ狙われ、ストーキングに悩まされていると相談された岡田は、森田がかつていじめられていたことを思い出し、不安になるが……。


私は古谷実の漫画が大好きで全てではなくても、結構読んでおります。

で、『稲中卓球部』などのギャグ漫画が有名ではありますが、古谷実の漫画って実は結構ワンパターンなものが多いんです。

・主人公はフリーターやニートでイケメンではなく、地味な青年。で、そんな日常にモヤモヤしてる。
・リアルの世界ではあまりありえないが、何故か美女の方から地味な主人公を好きになる。
・凶悪事件に巻き込まれる

全てがそれあてはまるわけではないですが(『ヒミズ』なんかは主人公は地味ではあってもクールガイでしたしね)、『わにとかげぎす』だったり、『シガテラ』だったり。

ああそうそう、あとこれらの青年のモヤモヤを漫画にしたような作品らはほとんど単行本でも4〜6巻完結で、しかも結構あっさり、バッサリ切る終わり方で終わるものがほとんどです。
古谷実の作品ですし、打ち切りなんてことはないでしょうけれどそれが古谷流なんでしょうかね。ずるずる長期連載タイプではないみたいですね。

で。映画ですが、その古谷流の切り方をしっかりと映画らしい終わり方に締め直して約100分の見事なサスペンススリラー映画に仕上げてくれました。

阿部ユカに安藤が惚れ、主人公の岡田を引き連れていき、そこで元同級生の森田を見かけて・・・という流れは原作通りですが、安藤の彼女になるスポーツジムの女の子などをカットする一方で、残忍な描写、性的な描写に関しては少々映画の方が濃いかもと思うほど。
特に森田の性犯罪行為と岡田の何気ない日常のコマがシンクロする演出などは原作では出せない映画ならではの魅力でこの作品をますます深みにハマらせてくれる効力がある。

また原作では深く見せる描写が少なかった森田のシリアルキラーっぷりも映画ではしっかりと映像で見せてくれて、それがまた妙なインパクトを残してくれるので背筋がぞっとする思いがすることだろうと思います。

平凡なフリーター、高校時代に覚醒してしまったシリアルキラー。
この一見、混じらないような2人の人生が交わった時に起こる悲劇。

日本の漫画の映画化というとダメになるパターンが多いですが、この作品に関しては改”良”の方が多いと思います。

世間的には『ヒミズ』は園監督が無理矢理メッセージ性をもたせてしまったために叩かれることが多かったですが(私は個人的には好きですが)、本作はそういう余計な肉付けはありません。

どっぷり、しっかり、恐る恐る是非ともご鑑賞してみてください。
良作です。





・評価:★★★★★★★★★★
     ★★★★★★★★★★ (20)
・公式サイト


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